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2022年3月の記事一覧
日記:好きなものはなに?
たまに、自分のやりたいことがわからなくなる。
好きなことはたくさんある。本を読むのも映画を見るのも音楽を聞くのも好きだ。こうして日記を書くことも好きだし、かといってずっと家にいることだけが好きなのではなくて、外に出かけるのも好きだし、美味しいものを食べたり飲んだりするのも好きだ(それはみんなそうか)。でもそれらのひとつひとつに、自らの全身全霊を懸けられるかというと答えは否である。そして、本当にや
日記:具体と抽象、現実と理想
気がつけば毎日、抽象的なことばかり書いている。日記とはそれぞれの具体的な生活に根差した描写を綴るものではなかったか。それをしないのは特に変わり映えのしない毎日を送っているからだけれど、しかし同じような街並みでも優れた視点を持つ者からしてみれば如何様にも新鮮な切り口の発見をすることができる。特筆すべきイベントが少ないことを、変わらない環境のせいにしてもはじまらないし、生来の資質や培ってきた実力が無い
もっとみる日記:勉強が出来ない
眠気に耐えながら日記を書いている。土日ともに比較的朝が早かったので、いつもよりも早く眠気が訪れているみたいだ。私は眠ることを何より幸福な行為であると考えていて、だから眠い中で何かをしなければならないということを何より苦痛と感じてしまう。
眠くなったら寝るようにしてはいる。眠いまま何かをしていても効率が悪いし、それならば次の日の自分に任せたほうがよい。しかし期限が定められているとどうにかして無理を
日記:季節は変わり、僕は変わらない
電車に乗っている時間は、スマホを開いて動画を見たり本を読んだりしてしまうけれど、ふと目線を上げてみると同じようにそれぞれの世界に集中している人が車両にたくさんいて、それがなんだか面白く感じられる。同じ時間の同じ場所に居合わせながら、別にそれらが交わることはないことを思うと、世界は自分とは無関係の場所で動いているのだなと思う。きっとそれぞれの人生があって、それらを乗せて電車は走る。だからなんだと言わ
もっとみる日記:読まない本への憧憬
本屋に住みたいな、と思うことがある。無限と錯覚するような叡智の広がりにずっと身を浸していたい。その場にいる限りは、あらゆる知識に手が届くような気がして、全知の存在にでもなったかのような錯覚を抱く。可能性がわずかでもあればそれをすっかり信じてしまえる人間なので、自分が読むかもしれない本がそこにあるだけで夢見心地になってしまうのだ。実際には並んでいる本の10000分の1も読めないのだろうけれど。
読
日記:道を歩いていく
寒かった。どうやら雪も降っていたみたいだが自分は目にすることがなかった。でも積もらない雪を見てもわけもなく悲しくなるような気がして、それでよかったような気がする。雪が好きだが、だからこそアスファルトに舞い降りてただ溶けていく様子を見ると人一倍切ない気持ちになってしまうと思った。
電力が逼迫していて停電になるかならないかの瀬戸際だったらしい。昨日は知らず暖房を使ってしまった。寝るときには部屋も暖か
日記:春と呼ぶには肌寒い
祝日。春分の日。春を分けるというには肌寒くて、特に外出したわけでもないのだけれど暖かくして過ごしたし、暖房も久々に起動した。しかし明日はさらに冷え込むらしく、三寒四温にもほどがあるのではないかということを思った。着ていく服装に気をつけることにしよう。
映画を2本ほど見た。MARVELの作品を追いかけていて、フェーズ2と呼ばれる作品群を見終わった。登場人物は増えていき設定の把握も難しくなっていくの
日記:社会における役割
人は社会の関わりの中で生きているのであって、だから社会の中でどのような役割を果たすことができるのかについて時折考える。そこで発揮される自らの役割こそが、すなわち社会における存在意義となりうるからだ。
そしてそれを考えるとき、別に自分はいなくてもいいなと思う。
自分ができることは他の誰かがもっとうまくできるし、自分にできないことをやってのける人はこの世にたくさんいる。もちろん、何もできないからと
日記:孤独と折り合いがつかない
iPadに外部キーボードを接続すると英字配列として認識されてしまうのだが、もう随分とそれに慣れてしまった。とはいえ()や「」といったよく使う記号の配置さえ覚えておけばなんとかなるのであまり支障はない。ただ、仕事では普通に日本語配列のキーボードを使っているのでたまに間違える。弊害といえばその程度であろうか。
寒の戻りを嬉しく思う自分がいる。まだ春へと向かう覚悟ができていなかったので(そそしてそれは