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わたしの物差しでわたしを測る
2023年11月21日火曜日、small tripで海へ出掛けた。
その海は、フォルケホイスコーレのプログラムが始まって3日目にも行った場所で、3か月ぶりに訪れた。
時刻は16:00前。
雲の多い天気だったが、少し待つと、雲と海の間から夕日が見えた。
赤いというのか、オレンジというのか、大きく輝きを放つ光は10分くらいで沈んでしまった。儚くて美しい。
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「ああ、前にこの海に来た時よりも、わたしは成長できているのだろうか なにか変わったのだろうか」
そんなことを思いながらしばらく一人でこの海を眺めていた。
(わたしの心の中)
「異国の地に一人で飛び込み、毎日毎日もがき続けている生活。前にこの海に来た時よりかは慣れてるけど、割と生きているだけで精いっぱい。それ以外のことができているか?いや、あまりできていないよね~。周りからしたら"そこ"に存在しているだけで何も進んでないように見えるかも。『就活で何も言えることないかもな、もう少し頑張らなきゃな』とかも考えちゃう。」
ん、、あれ、、
気付いたらわたし、他人からの基準で自分の頑張り具合を評価しようとしていないか?
いや、本当はそうじゃない。わたしがフォルケに来たのは、自分自身と深く向き合うため。それならば、頑張っている/頑張っていないを社会や他人の物差しで測るのではなく、自分の感覚で決めることが大切なのではないか。その目的が達成されたかが分かるのは自分だけ。自分のことが本当に分かるのは自分だけ。
わたしにとって、知らない地でただ朝起きて授業を受け眠りにつくという生活ができただけで100点。それなら、きっと、自分をもっと褒めてあげてもいいのではないか。
そうしたら、残り1か月は無理に目に見える成果や経験を残そうとせず、ただ「生きる」をして、最後もしくは帰国後に「ああ、フォルケに来て、デンマークに来てよかった」と思えたらそれだけで十分なのではないか。
「わたし」はそう思う。
なんだか、いつも認められずに卑下ばかりしてしまう自分のことを、少しずつ少しずつ認めてあげられるようになってきた気がする。
それでは、明日も、生きるをするぞーー!
一日、おつかれさまでした☺︎