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オープン型イヤホン Soundpeats GoFree2 をWeb会議で使う

Web会議での連続使用など電池持ちが必要かつ、外音も気にしながらのイヤホン使用に最適な、オープン型のイヤホンとして購入し2ヶ月以上使い続け今や手放せないものになった Soundpeats GoFree2 のレビューです。


はじめに

Web会議で使っていたイヤホン(EDIFIER W320TN)の電池持ちが悪く、1日会議の日など片耳ずつ使うなどの工夫が必要になり、地味にストレスになっていたので、イヤホン単体で最大9時間連続使用が可能なオープン型のイヤホンを購入しました。
元々、カナル型が苦手な体質のためインナーイヤー型を使っており、今回オープン型への移行を行った結果、ほぼメリットしかありませんでした。

今回の要件です。

・1日中会議をしても充電が不要(7時間以上連続使用できる)
・オープン型もしくはインナーイヤー型ワイヤレスタイプ
・マルチポイント
・マイク付き
・価格:1万円未満

会議で使える性能があれば良しとして、バッテリー持ちを重視しました。
オープン型、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンでバッテリー持ちの長いものはヘッド部の大きさからオープン型に軍配が上がります。
そこで、オープン型の中から1万円未満で購入できるものを探し、これまでも使っていたSoundPeatsの安定感を信じ、GoFree2を購入しました。

SoundPeats GoFree2

電池持ち

GoFree2の電池持ちは9時間を謳っています。
現状、1日中会議をしている状況で7時間余裕で使えています。
耳にかけた状態で休憩を挟んでの会議にそのまま臨むこともでき、付け外しの煩わしさからも解放されています。

着け心地

メガネの上から使っていますが違和感は全くなし。
耳にかかっている感覚を忘れてしまいます。
寝転がると出っ張りが当たるので、ゴロゴロしながら使うのは寝ホンと呼ばれるものには勝てないと思いますが、耳から外れることがないので、すごく気楽に動けます。
使用しての一番のメリットが着け心地と外れにくさでした。

音質

WEB会議をする分には何の問題もありません。明瞭に聞こえる上に外音も入ってくるので、周囲の状況も把握できます。インナーイヤー型よりも外音は入ってくると思います。
音楽を聴く場合、左右の耳の当たり方によるのでしょうが、左右バランスが悪く感じてしまいます。聞き始めにかなり違和感を感じてしまいます。
音楽メインの場合はソフトのイコライザで調整するなど必要になってくるかもしれません。

新製品の Breezy ではヘッド部を回転できる機能が付加され、より聞こえ方を物理的に調整できるようになったみたいです。
ドライバ構成に違いがある、LDACが無いので音質の判断はスペックからだけでは難しそうです。レビューされてる人からは評判良さそうです。

マイク性能

WEB会議では基本的に問題なく使えています。
基本的にと書いたのは、少し声を張らないと通話が途切れることがあるためです。小声の呟きが聞こえにくいというメリットでもありますが…
声の小さい族に所属する自分としては、これまで使っていた EDIFIER W320TN の小声でも拾ってくれる性能が有り難いと感じています。
ノイズリダクション機能が優秀なのかもしれませんが…
GoFree2の唯一の不満点でしょうか。

Bluetooth通信

持っているイヤホンでの比較です。
EDIFIERW320TNと、SoundPeats Air4と、GoFree2、BOSE Quietcomfort Earbudsの比較です。
7〜8m程度離れた壁を挟んだ部屋やトイレに入った時に切れやすいのはAir4。次いでGoFree2。EDIFIER W320TNとBOSEは切れることがほぼないので、SoundPeats製品が壁があると弱いのかもしれません。

操作感

ヘッドの中心部を触ることで音量調節や再生停止の操作をします。
SoundPeats製品の欠点ですが、ヘッド部を意図せず触ってしまい、誤動作が発生しやすい点は改善されてません。
ただし、耳に直接入っていないため、ヘッド部を触って耳への入り方を調整することが殆どないので誤動作させる機会がありません。

ケース

耳掛け部分も含めてケース内に収めるのでケースの大きさはそれなりにあります。ただし軽い。
軽さと表面のプラスチック感がチープさを感じさせます。とはいえ見た目より性能。ワイヤレス充電には対応しておらず、裏面からType-Cケーブルでの充電になります。
本体側のバッテリー容量があるためかケース側のバッテリーゲージがすぐ黄色(50%以下)になる印象があります。ケース側の充電は気をつけた方が良いかもしれません。

まとめ

電池持ちするワイヤレスイヤホンを探して辿り着いたSoundPeats GoFree2 は、オープンイヤー型のイヤホンとして安価で高性能でした。マルチポイント機能も備えたオープンイヤー型としては、姉妹機のBreezyと共に1万円未満では最有力の製品だと思います。
重要視した電池持ちは業務時間中使い続けても電池切れしません。
Web会議の場面では耳が塞がれてないので周囲の状況が把握しやすく、オープンイヤー型のメリットを強く感じています。
マイクが小声を拾ってくれない点が欠点ではありますが、音の明瞭さと、着けていることを忘れる着け心地、耳掛けの外れにくさから、一日耳に付けっぱなしでも使えるのは、次々と会議が発生する日にはイヤホンの状況を気にせず会議に臨めるのでストレスが減りました。

会議の多い業務となってしまった因果ではあるものの、営業時間中使いっぱなしにできるワイヤレスイヤホンを持って良かったと感じています。




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