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Elgato StreamDeckを持ち運ぶために

Elgato StreamDeckを手放せない体になってしまい、出張・外出時にも持ち運んで活用しています。長く使うために、持ちびでは本体を守るケースと、USB-C端子を守るためのマグネット端子が必須と考えました。
Elgato StreamDeckを持ち運ぶためのケース購入の話など単発で上げているものなど持ち運びのための対策をまとめています。


はじめに

持ち運びするには Elgato Stream Deck Mk.2(15ボタン)がベストです。

大きさ、形状に加えて、本体側のケーブルが取り外し可能な点でこれ一択と思います。
初代や、最近発売されたNeoは本体側ケーブルが据付なので持ち運びの際に邪魔になる、かつ持ち運びによるケーブル劣化から、本体ごと使えなくなる懸念からオススメできないと思っています。

持ち運びに最適なケース

Elgato Stream Deckを持ち運ぶにあたり、物理ボタンを守るためのケースが欲しくなります。柔らかいガジェットポーチでは、カバンの中で圧力がかってボタンにダメージを負う心配もあり、ハード系のポーチを探しました。
amazonにはStreamDeck専用ケースなるものも販売してましたが、5000円台と少々高く、市販のポーチを探した結果、サンワサプライのセミハードポーチを現状持ち運びにベストなポーチとして使っています。

このセミハードポーチにStreamDeckを縦に配置すると、縁がポーチの脇に乗る形がベスト。
チャックを閉めると固定され、上蓋はボタンに干渉しません。

StreamDeckをポーチの淵に乗せるとボタンに干渉させずに固定できる

上蓋側のメッシュ部分にはボタンに干渉するので何も入れられないですが、ケーブルは浮いているStream Deckの下に入れることができます。
また右側ののスペースは丸々別の用途に使えます。

空いたスペースはマウス入れとして活用

ガサツな性格なので雑にリュックに入れて、1年近くこのケースを使いましたが全く問題なく使えています。

端子の劣化防止のために

Elgato Stream Deckはデスク上に据え置きする想定の設計だと思います。
自宅で使いつつ持ち運んでも使うとなると、ケーブルの抜き差しが頻繁に発生しますが、これを避けたい。
StreamDeck本体側のUSC-C端子は裏面の内側サイドにあり、ケーブルの抜き差しで横方向に力がかかりやすく、頻繁なケーブルの抜き差しは接点部分を緩めてしまい、いずれ接触不良を起こす懸念があります。
そこでマグネット端子での運用を検討。
これが実は曲者で、Stream Deckの裏側の形状によっては使えないマグネット端子もあり、選定に気を使いました。

Elgato StreamDeck Mk2 で使えるUSB-Cマグネット端子

StreamDeck裏側の形状が曲者。
サイドに差込口があるのでL字型のUSB-C端子を選択したい。
しかし、底面に向けてエッジが曲面になっているので普通のL字型USB-C端子は刺さりません。

曲面が曲者で普通のL字端子は刺さらない

必要な要件は以下となります。

L字型端子でも端子部が凸(ピストル型)になっていること。
凹み部分が思った以上に薄いので端子の厚みが薄いこと。(7mm弱)

さらにケーブルは使用場面で変えていきたいと考えたので、ケーブル一体型ではなく、普通のUSB-Cケーブルに差して使えるアダプタ型を選択。

そして現在使っているのはこちら。

L字が飛び出してるピストル型で底面のカーブは問題なし。
厚みは微妙。ツライチといえばそう。0.02mmくらい出てるかもしれません。通常使用する上では気にならないが、硬いデスクなどでは当たってる?と感じることはあります。ガタつきはないので、現状ベストな選択なのかと考えています。

USB-Cケーブルは用途に合わせて変えられるようにアダプタ型


底の厚みはツライチ(ギリギリ)

持ち運び時に適したケーブルは

Stream Deckを持ち運びで使う場合、PCの側にStreamDeckを置くので長いケーブルは必要ありません。
基本的にデータ通信ができれば問題ないので、100均の50cmのケーブルを使っていましたが、PC左側のUSB端子がCタイプのみになった関係で、CIOの15cmのケーブルを使うことが増えました。
ケーブルの長さは15cmで充分、バッファを見ても30cmで良いと思います。

最後に

Elgato Stream Deckを持ち運ぶにあたり長持ちさせるためのケースとUSB-Cマグネットアダプタを導入しました。
年の半分近く出張の中、ケース採用から1年ほど経過してケースの表面には傷がつき始めているものの中身に影響は一切なく、ケース自体も使用に問題なく使えています。
USB-Cマグネットアダプタは本体の端子を守る上で有効と感じています。
副次的な効果として、マグネットでパチリとするのは準備の時間短縮にもなり、他の接続にも採用していきたい衝動に駆られてしまっています。




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