世界No.1プレゼン術
「人前で話すの苦手だな。。」
「プレゼンしてもなかなか成約してもらえないな。。」
「いまいち自分の伝えたいことが相手に届かないんだよな。。」
とお悩みのあなたにおすすめなのが、澤円さんが書かれた「世界No.1プレゼン術」と言う本です。
澤円さんはマイクロソフトに所属している方で、プレゼンが素晴らしすぎて、プレゼンの神と呼ばれている人であり、従業員12万人の中で12人しか選ばれない賞に日本人で唯一選ばれた方です。
澤円さんが、書かれた「世界No.1プレゼン術」という本について今回はお伝えいたします。
皆さん、様々な場面でプレゼンをされると思います。
例えば、営業先で、役員向けに、学校でと様々な場面でプレゼンをする機会は多いと思います。
ですが、みなさんプレゼンのゴールについて、考えたことはありますか。
「世界No.1プレゼン術」の中では、プレゼンのゴールが3つ設定されています。
1:聞いた人がハッピーになる
2:聞いた人から行動を引き出す
3:聞いた内容を他人に言いふらしたくなる
それぞれについて、説明していきます。
1:聞いた人がハッピーになる
そもそも、プレゼンの語源は、プレゼント。
皆さんプレゼントもらったら嬉しいですよね。
なので、プレゼンは聞いた人が
「あ。。この人の話聞いてよかった。感動した」
とハッピーになることを話します。
ですが、講演やセミナーに行くと、
「私は年収10億円です」とか「私はたくさんの著名人と知り合いです」とか自慢話をする人がいますが、この話を聞いて皆さんハッピーでしょうか。
すごい人なんだろうけど、なんか感じ悪いな。。とあまり印象よくないですよね。
なので、プレゼンでは自慢話やネガティブな話、聞いても何も役に立たない話をしないことが鉄則です。
また、営業などで商品紹介や機能説明をされる方もいらっしゃるかと思いますが、これもよくありません。
人は、説明をされてもハッピーにはなりません。
人は、その商品やサービスを使っている未来をイメージしてハッピーになるんです。
商品を説明するプレゼンでは、
「この香水を使うと、デートに行った際に彼女さんメロメロですよ」
「このスマホを買うと、お孫さんと毎日LINEができてコミュニケーション取れますよ」
とその商品やサービスを使った先の未来を語る。
すると、聞いた人はハッピーになります。
2:聞いた人から行動を引き出す
行動をしてもらうには相手を知らなければなりません。
聞き手がどんな人かによって、伝えるべきメッセージは変わってきます。
ITの話をするにしても、20代に話すのと60代に話すのでは内容を変えなくてはならない。
そのため、まずは相手について徹底的に考えることが大事です。
どんなものに興味があって、何が流行っているのか、
場合によっては、インタビューをしながら、相手についての情報を調べます。
その上で、プレゼンをするわけです。
例えば、スマホを進めるプレゼンをする際にも、
20代の場合だったら、
「カメラの性能が良いので、綺麗な写真をインスタグラムにアップできますよ」
「とった写真はすぐに友達同士でシェアできます。」
60 代の人だったら、
「お孫さん皆さんスマホ使われていますよね。スマホだったらビデオ通話でお孫さんのお顔を見ながら会話ができきますよ」
といったように、相手によって、相手から行動を引き出す言葉は変わってきます。
なので、相手を知ることが重要です。
3:聞いた内容を他人に言いふらしたくなる
皆さん、短い言葉と長い言葉だったらどちらの方が他人に言いふらしたくなるでしょうか。
人間は覚えたと思っていてもすぐに忘れてしまう生き物なので、
短い言葉の方が記憶に残りやすく他人に言いふらしたくなります。
短い文章にまとめることをパッケージ化といいます。
パッケージ化とは、聞いただけでその商品やサービスのイメージが湧くものです。
例えば、カゴメの野菜一日これ一本
ウィダインゼリーの10秒チャージのように、
パッケージ化された言葉は、聞いただけで、
「あっ。この野菜ジュースは1日に必要な野菜がこれ一本で取れるんだ」
「10秒で必要なエネルギーが補給できるんだ」とイメージが湧きます。
このように短い言葉でパッケージ化されたものは、
聞いても耳に残りやすく、人に話したくなるものです。
なので、皆さんプレゼン内容を短い言葉でパッケージ化するとしたらなんと言えるか考えてみてください。
その際に、ヒントになるのは、
〇〇を一言で言うと~ のような形で考えることです。
例えば、スマホを一言で言うと、手のひらのコンピューター のように〇〇を一言で言うと~、考えていくとパッケージ化がうまくいきます。