「もっと早くやっていれば」ではなく、「やるタイミングが今来ただけ」
学生時代は、心をオープンにできるコミュニティにしか所属していませんでした。バイトは例外でしたが、それ以外は「温室育ち」で、自分とは違う価値観を持った人とのコミュニケーションを避けていました。
だからサークルにも所属しなかったですし、課外活動やボランティアもフィリピン留学以外にほぼ0。インターンも生命保険会社に1回だけ参加。
こんな感じで、外部との関わりを極力カットしてきた自分にとって、現在の職場のインターン生の活躍ぶりは、眩しすぎて目が開けられないほどです。
まず、インターンでありながらイベントの前後は朝から夜まで作業。事業で使うプログラムの内容を練ったり、問題が起きたら改修したり。若手クリエイター育成事業に採択されて、専門家による支援と300万円近い補助金を受けながらアプリ開発したり。
ほかにも、目標のために三年生から別大学に編入したり、大学の成績優秀者賞を2年連続で受賞したりと、あげるとキリがありません。
こうした華々しい活躍を見るたびに、手放しで祝福したい反面、「自分は一体、何をやってたんだろう」とむなしい気持ちになりました。もっと早く自分の熱中できることを見つけて、外部のコミュニティに飛び出して、専門家とつながりを作って、専門性を磨いていれば、今頃もっと……
「その人たちは、たまたま学生時代に自分のやりたいことを見つけて、行動してるだけだよ。ゾネ(私)はもっと早く見つけていれば、って後悔してるかもしれないけど、それは、やるタイミングが今来たってだけだよ。人によってタイミングが違うだけ」
昨日、高校時代から仲良くしている友達が言ってくれた言葉です。この言葉にハッとさせられました。
確かに、学生時代はどんなに周りの人に「あれに参加してみれば?」とか言われても、躊躇して参加しなかったと思います。でもそれは、友達の理論に従うと、たまたまタイミングが違っていたというだけ。
今、自分のやりたいことに対しては、躊躇なく自ら足を運んで、知識を摂取することに貪欲です。だから、今が私にとって「そういうタイミング」ということなのです。
友達の言葉は、「過去に行動しなかった自分」への後悔の念に駆られていた心を、メントールみたいにスーーっと爽快に、軽くしてくれました。
だから、これからは「今タイミングが来てるんだからやればいいだけ!」というメンタルで日々トライ&エラーを繰り返したいと思います。
こんな素敵な言葉をくれた友達に感謝でいっぱいです。いつか恩返しができますように!