あまり語られていないミズノウェーブデュエルネオの特徴
こんにちは!
今回は題名の通り、話題のミズノの新作ランニングシューズ「ウェーブデュエルネオ」についてお話ししたいと思います。
既に多くの方が語っているのですが、それでもなお語られていない重要なポイントがあると思っているので、そこにフォーカスして綴っていきたいと思います。
【基本情報】
ターゲット:エリート向け、フルマラソンだとサブ3向けとオフィシャル記載
特徴① ミズノ独自のプレートが内蔵
特徴② 新ミッドソール素材「Mizuno Energy lite」を採用
特徴③ アッパーにニット素材使用
特徴④ハイカットモデルとローカットモデルの2種類が登場
以上4点が大きな特徴だと考えていますが、特に④について大きな違いがあるのでお話ししたいと思います。
ハイカットモデルとローカットモデルの違い
ハイカットモデルはヒールカウンターなし、ローカットモデルはヒールカウンターあり、というのが大きな違いです。
ヒールカウンターとは、接地時の足首のブレを防ぐためにかかと部分に埋め込んでいるある程度硬い素材のことです。
ヒールカウンターの役割は非常に重要で、足首が柔らかい人(扁平足、外反母趾の人に多い)には必須と言ってもいいぐらい重要部分です。
ただ、軽量化のためにエリート向けシューズではヒールカウンターが内蔵されていないモデルが殆どです。エリート向けじゃなくても内蔵されてないシューズは普通にあります。
そんな中、本商品のローカットモデルにはしっかり内蔵されていて、しかも軽量!
ハイカットモデルは、ハイカット部分で足首ごと固定するという役割を果たしているので取り除いたのだと思われます。実はこの結果、ローカットモデルよりとハイカットモデルの方が若干軽量だそうです。(最初聞いた時驚きました笑)
ではどっちが良いのか問題ですが…
・陸上・トラックで最大10km までのレースや練習を想定している人はハイカットモデル
・ハーフ・フルマラソンとある程度距離を踏む人にはローカットモデル
という棲み分けかなと考えています。
走る距離が長ければ長くなるほど疲労で接地のブレが生じやすくなるので、それをカバーするためにヒールカウンターありのローカットモデルを選んだ方が良いという考え方が一つの根拠です。
逆にハイカットモデルはやや軽量であるため、短い距離であれば疲労で足首のブレを考慮するよりも軽くて足の回転数を上げていくことにフォーカスした方が良いと考えると、ハイカットモデルを選択すべきだという結論に至ります。
あとは…好みですね笑
以上が、ウェーブデュエルネオのハイカットとローカットモデルの大きな違いです。
ちなみに、私は両モデルを数回試し履きした結果、ハーフ・フルマラソンがメインのためローカットモデルを購入しました。
が、走ってみて感じた事は…これでフルマラソンで使うにはきついかもという感じです。
逆に言うと、脚を鍛えるトレーニング用シューズとしてはピカイチだと考えています。厚底とまではいかないので、どうしても脚へのダメージが残りやすいと練習をして感じています。
アウトソールのグリップ力、ニットアッパーのフィット感、かかとのフィット感、軽量、プレートとミッドソール素材による反発、これらのメリットが最大限活かせるのは、やはりトラックやロード10km〜ハーフかなと思います。
なので、これからはトレーニング用としてガンガン使っていこうと思います💪
結論:このシューズは本当に最高の仕上がりになっていて完成度が高いので、ご検討されてる方は是非買って使ってみてください!