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白と黒の間の無限の色を模索する
こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。
先週はまた周りの人と哲学的な話をたくさんしたように思います。
Setouchi-i-Base@香川・高松のコワーキングスペースのTHE UPDATE!〜サンポート高松の未来を考える〜という番組に、いつも活動のヒントをくださる湯川さんに呼んでいただきました。
ちょうど、もう一人のゲストは一般社団法人hitotocoの宮武将大さん。実はいつも不登校の息子のことも宮武さんに相談させてもらっています。
引きこもりや不登校の経験があり、引きこもり就労支援の法人を立ち上げ活躍されている宮武さんから学ぶことはたくさんあります。
アーカイブもありますので、ぜひご覧ください。
私はできないことが本当に多いので、常にわからないことを「言語化」してみようと突き詰めてしまう性格です。
この動画での対談は、私にとってもその言語化作業にいろいろとヒントになることが多くありました。
言語化をいつもしているからこそ、誰かが悩んでいる時に私が自分の中にいっぱい貯めている引き出しから「これはどう?」と言葉をかけることができます。でも、それは実際自分がそのことができているのか、というとそうでもないことが多いです。
多様な人をわかりたい、と言うのはそれをしようとしてできていないからです。自分や子供がみんなと違っていることが、なかなかスッとOKと思えなくて、互いに分かり合いたいと常に思ってしまうこともたくさんあります。
この対話の中で、改めて思ったのは、
・支援ではなく「関わっていく」という言葉がぬくぬくママSUN'Sにはしっくりくる
・当事者ではない人を課題解決に巻き込んでいくためには、その人が役割を持てる場をデザインしていくことが大切
そんなことでした。
まちづくりは、建物や道や店やイベントをつくるだけではないんですよね。子育てママや引きこもり当事者も含む社会的弱者が、必ずしも元気だったり笑顔だったりしなくてもいいので、「これでいいんだ」と、思えることが豊かな街をつくる第一歩だと思います。
そしてやっぱりその先には無理のない本物の笑顔があるといいなと思います。
そのために大事なことは人と人との距離感だと思っています。家族も含めて、相手にイライラしたり、この人苦手だな、とか、考えが合わないな、と思うことは誰しもあると思います。そんな時は、きっと距離が近すぎるんですよね。障子紙はよく見ると小さなシミや穴があることがあります。でも、少し離れてみるとそのシミは見えなくなって「全部、白やな」ってなるんですよね。
私はどうしても小さなシミに注目して、どうにかそのシミを取り除こうと努力しがちです。でも、そのシミを触れば触るほど、大きくなったり穴があいてしまったりするんです。
少し離れて、好きでいられる距離感をつかむ。これが人間関係のコミュニケーションのヒントだなと思います。それだけではなくて、自分自身の体調や自己肯定感の育み方でも使えます。どこか痛いところや不具合があるとこおろがあっても他のところが大丈夫なことに「氣」をシフトしてみると世界が変わって見えることもあるんですよね。
先週いつも聞いていたのはミスターチルドレンの「GIFT」です。私は自己解決ができないことが多いので、たくさんの人と対話したり、いい歌詞に勇気をもらったりしながら、生きています。きっと、自己解決のほうが好きな人もいると思うので、それはそれでOKなんだと思います。ただ私は自分の喜びも苦しみも悩みもみんなでいっぱい共有して、みんなで育んでいきたいタイプです。(動物占いは華やかな小鹿です)
また、私にどうか力を貸してください。
「白か黒で答えろ」という 難題を突き付けられ
ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に 無限の色が広がってる
降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって
その全てが意味を持って 互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても 光を感じれるよ