【短歌】空を盗みたい人 -春の子-

待ちぼうけ食らい歩いて来た出店 苺を食べて兎を待ち受け　

たんぽぽの子らは気ままに旅をする大地に根差し輝く親から　

あいの空子どもははしゃぎ見て笑う こいは昇って大きく育つ　

かつて第58回角川短歌賞に応募した短歌50首より、今回も3首を選んでご紹介します。前回は春は春でも「恋」がテーマでしたが、今回は「子ども」にフォーカス。ちょうど3首ありました(笑)。

挿絵（イメージ画像）は、素材サイト『写真AC』より、順に、みかん**さん、よしかっぱさん、yslabさんより、画像をお借りしました。
どれも可愛らしい春ですね♪