マガジンのカバー画像

短歌集

20
新旧を問わず短歌を載せた記事を集めています。 一つの記事に一つの時もあれば複数もあり。 かなり不定期な更新です。
運営しているクリエイター

#春

昔の短歌50首と再会しました!

 最近「#今日の短歌」なるタグができましたね!  フォローさんにも短歌を詠んで楽しんでいる方がいて、私はのほほんと読みながらハッピーに過ごしております(笑)。  で、本日は私もちょいと詠んでみました!  どう? ……どう??(ドヤァ) 10年前の50首に思いを馳せて 短歌といえば、実は私、しこたま創作していた時期がありました。その数、50首。それなりの短期間に集中して詠んだので、たぶん自分にしては頑張れた方だと思う(笑)。  目標にして作っていたのか、たまたま作ってい

【短歌】うるっ☆

咲いている桜と夕陽に目が潤む 花粉のせいか記憶のせいか あとがき 今日は週末。私は明日が休日なのですが、それゆえ程々にくたくたな気分で、仕事終わりの買い物帰り、信号待ちしていました。 (疲れたぁ。お腹へったなぁ。家事するの怠いなぁ。仕事中のアレ……モヤモヤするんですが。私には見苦しいけれど、本人はさぞや気持ちいいのね)  脳内デトックス。主にネガティブな残りカス成分の分。  まずはそんなインプットに、自分の感想を添える。  そして渾身の言葉でアウトプット。 (あともう少

【短歌】空を盗みたい人 -春風に-

千鳥足されど踏む道この雨に白か紅かの梅がまじれば  手を開きかざす子どものつかむ空 満ちるは月と花の雲だけ  あわい風人とピアノの音のせてかおる緑の深さ祝う 

【短歌】空を盗みたい人 -春の子-

待ちぼうけ食らい歩いて来た出店 苺を食べて兎を待ち受け  たんぽぽの子らは気ままに旅をする大地に根差し輝く親から  あいの空子どもははしゃぎ見て笑う こいは昇って大きく育つ 

【短歌】空を盗みたい人 -春の恋-

恋は咲き散りゆく風が病ぞと関ゆく人の桜みる目は  日溜まりで君の笑顔が泣いたのは ぼくがチクリと刺さったのかな  耕してよもぎの酒でよみがえる眠れる君の記憶の色香