小さなちいさな田んぼを楽しむ(5)早すぎた稲の苗づくり
ぬくみねっと トモです!
前回は籾を確保して田んぼを耕しました。
今回は籾から苗を確保するまで。
2024/4/28 ゴールデンウィークの作業日
この日はゴールデンウィーク突入後の作業日ということで仲間と山でいろいろやっていました。
畑作業もさることながら、池のエビを採って自宅の蓮・睡蓮鉢の苔とりなどに活躍してもらおうなどとしていて、その際の外道?が上の写真です。
各種トンボのヤゴ・オタマジャクシ・コオイムシなどすくすくと育ってました。しばらく観察して、池に帰っていただきました。
山里でゴールデンウィーク中にピザを焼くイベントをやるとのことでしたので、それならばそのタイミングで籾の塩水選をやってしまおうと考えました。
作業小屋を探してみるとそこには鉄骨のブレースに結び付けた、うす汚れてたよりないコンビニ袋。
去年確保しておいた籾がそこに入っていました。
5/3 塩水選(えんすいせん)
山のピザ焼きイベントの日。児童幼児が多く参加。
ピザ焼きを少しだけ手伝い、ご相伴にちょっと預かりました後、
塩水選をやるよと声をかけると子供らがやってきました。
バケツに水を張り籾を入れます。なんか籾は乾いているように見えるけど水に沈むんだね。
上に浮いているのは軽くてよくない籾だから取ってしまって良いよ!
じゃあ塩を入れていくね。どんどん浮いて来るからねえ。
結構浮いたものは捨てることができたね。選んだ籾はこの玉ねぎ袋に入れよう!
袋を縛ってとりあえず終わり。
もっと塩濃くして厳しく選ぶこともできたかもねえ。
バケツは里に持ち帰り日射少な目の場所で水に浸しておく。
5/10頃
1週間バケツで水に浸しておいた籾。
写真データが残念ながら残っていないので前年の作業の写真をば。
山に転がっていた育苗箱に、
ホームセンターに売っていた育苗トレイを入れようとおもったけどどうしてもサイズが合わず、切って入れました。
稲を育てる土はみのりエース
農協で買ったっけ。
結構根が出てる。でも水も濁ってしまっているのであまり状態は良くないか
(実際にこの年はこの苗があまり育たず追加で苗をもらってきた)
みのりエースを敷き詰める
籾を撒いていく
こうやって見ると数も適当だし乱雑な撒き方でしたね。
2024年は各マスに2粒蒔いて、ほぼ芽を出しました。
上からみのりエースを撒いて
カバーをして、プラ舟内に入れて水をわずか張ります。
(ここまで2023年)
5/13 芽が育ってきた 0.5cm
ちゃんと芽が出てきました。
〇浸水はきっかり1週間
〇気温はそれほど高くなかった 日陰に置いた
〇流水不使用 水換えは2回程度
〇籾の見た目で発根までは至ってない状況 白い何かが見える
という感じでした。
そこから発根発芽するかどうかは確証はもてていませんでしたので、とりあえず一安心です。
5/14 日なたで日を遮り育てる
ある程度の光も欲しいけど直射日光があたると変色するということなので、
その辺にあった黒い網状のシートをかけて、日よけとカバーの飛散防ぎとを兼ねてました。太陽が強い時は間に肥料袋を挟んでいました。
5/17 苗5cm
5cmくらいまで伸びました。各マス2粒植えていましたが、結構発芽率はたかかったように見えます。
5/20 苗10cm
しっかり育ってきました。これで今年は形はどうであれこの苗で田植えが出来ることに確信を持ちました。苗の上部を手で撫ででストレスを与えてみます。これで株が太くなるんだっけ。
5/23 苗15cm
やってしまった。苗が15cmに達して、とても状態は良いし植えてよい長さになっているけど、まだ田植えのタイミングではない。児童たちの田植えは6/8 まだ2週間以上間がある。
その1週間くらい前に大人でリハーサル田植えやるか。
6/1 山に持っていく 苗20cm程度
ああ、もう徒長して上部が枯れてしまっている。
でも株元はまあまあしっかりしているし、徒長した葉の先端は切ってよいという、農家さんの動画も見た。
まあこれで明日、大人だらけの田植えリハーサル大会をやってみよう!
今回はここまで。
次回はいよいよ楽しい田植えです。
(続く)
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