ゴールデンカムイ現地学習 〈北海道大学植物園・2〉
続き。
北方民族植物標本園
標本園、すごく面白かった。
アイヌ、ウィルタ、ニブフのそれぞれの民族が生活の中で使ってきた植物を、全部で約200種類展示している。
ただ、行ったのが11月だから残念なことにほぼ枯草だったので、春になったらまた来ようと思う。
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用途の項目を見ると、「食べる」とか「道具を作る」以外にも、薬にしたり魔除けにしたり墓標にしたり、福寿草みたいに猟や漁のタイミングのお知らせにしたり、植物の存在は生活そのものだ。
それぞれの植物に、アイヌ(人間)の役に立つ長所がある。
それがきっとその植物に与えられた「役目」なのだろう。
カント オㇿワ ヤㇰ サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ
天から役目なしに降ろされた物はひとつもない
を、すごく実感した。