私には見えない あなたが見ているその愉快な世界 あなたには聞こえていない 私だけに聞こえるその孤独な声 思い出せなくても 忘れることのできない いつか祈った その風景 失ったことにも気付かなかった 知らず知らずのうちに望む、あったはずのその未来 あなたの匂いに誘われた 埋もれてしまったこの感覚 今尚、求める 優しく触れたあなたの影 いくら触れられても 痛み和らぐ、あなたの体温 いくら嗅いでも 涙、止まらないその匂い 未だ忘れられない あなたの光芒 生きた証明
空が泣いたり泣き止んだり 不安定ですな 道案内のお地蔵さまでしょうか 右 曽根道 左 加古川 加古川市と加西市の市境にて 空は曇り空
天候は芳しくないですが いよいよお盆ですね 今回は加古川市志方町の二尊石棺仏を見に行ってまいりました。 場所は皿池の北西にあります。 阿弥陀仏と地蔵菩薩の座像が刻んであります。 気品のある石仏としては 志方町随一とのことでした。
こんばんは 本日は「禅」のお話しです。 不立文字、教外別伝と過日、書きましたので今夜はその続き 「直指人心」 についてです。 直指とは直ちに指す。 直接的に指し示すこと 人心とは自身の仏性・本心(仏になる可能性)をいいます。 人の心は文字や言葉では表しきれない、心とは文字や言葉の枠を越えるものであり、文字や言葉などによらず、自らが持つ潜在意識、本当の自分に目を向けるという感覚でしょうか まだまだ自身の未熟さを痛感します。 メイン写真は兵庫県三木市吉川町の風景です。
こんばんは まだまだ我慢を強いられる日々が続いていますね。 皆さんはいかがお過ごしでしょうか 本日は過日の記事に書いた 石棺仏を目的とした訪問です。 今回は加古川市にあります 報恩寺にお伺いしてきました。 報恩寺は、中世の印南荘の中心寺院になります。 階段を登ると直ぐに本堂が見えます。 報恩寺本堂 そして、西側には 不動堂、護摩堂 県指定重要文化財:十三重塔 花崗岩(かこうがん)でできているとのことです。 板碑 板碑とは供養の為の石の卒塔婆です。 そして、目的
もう「暑い」という言葉しか出てきませんね… 皆さんこんばんは 探訪シリーズで少しだけ更新です。 本日は 兵庫県三木市の跡部の六ヶ井堰の近くにある「弁慶の足跡」と呼ばれる大きな石のお話です。 三草の戦いに敗れた平家が三木を縦断し一ノ谷へ逃げのびたが、それを追う義経軍が三木から鵯越へ平家を追った歴史から、弁慶の足跡という言い伝えとなったとのことの様です。 それぞれ、石の表は地蔵尊が彫ってあり、 その内一つが足跡の様に凹んでいます。 六ヶ井堰 橋からの眺め 思っていた
久しぶりの更新です。 とにかく暑い日々が続いています。 皆さんいかがお過ごしでしょうか? 8月に入りましたね 8月と言えば地蔵盆です 僕も昔は毎年お菓子を貰いに行ったものです。 地蔵盆は子どもの為のお祭りで、お地蔵さまは子どもの守り神でもあります。 またお地蔵さま“地蔵菩薩”は、死後閻魔様によって六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天上界)の世界に導かれた人々に、仏の教えを説き、救済し歩き回っていると言われています。 今回は軽く地蔵盆と お地蔵さま
皆さんおはようございます 今回は兵庫県小野市にあります 養父寺にお伺いしました。 (公会堂の奥にあります) 養父寺は 黄檗宗のお寺です。 黄檗宗といえば 禅宗の中でも、曹洞宗や臨済宗とともに挙げられる代表的な宗派ですが その特徴としては、浄土思想の影響を受けていることにあります。また中国における禅宗の特徴を持つとも言われています。 そして、この黄檗宗を伝えたのがインゲン豆で有名な隠元禅師です。また、この黄檗宗の拡がりと同時に日本で本格的に木魚が使われだしたとも言われてい
皆さん、こんばんは 本日も休日の日課でもある、ひんやりとした外の空気を吸いながらホットコーヒーを飲みつつ 美嚢川を眺めるお昼を過ごしました。 ※勿論、密にならない場所で 気付けば、昨年に立てていた リハビリの為に漫画を読もうという計画は新型コロナウイルス感染症対策の為、書店で立ち読みができなくなり、すっかり頓挫してしまいました…(笑) それはそうと 今回は、兵庫県三木市を流れる美嚢川の畔にある‘’大勢至菩薩‘’を紹介したいと思います。 場所は美嚢川にかかる長久橋側道橋
皆さんこんばんは! ステイホームの年末年始をいかがお過ごしでしょうか? 僕は毎年の様に家と家付近で静かすぎるほどに過ごしています♪ 本日は、先日に続き 兵庫県三木市志染町にあります円墳とその前にある六地蔵の紹介です 高さ1メートル30センチ、幅1メートル65センチ、厚さ55センチの自然石で、その横に横穴式円墳の跡があることから、古墳の天井かフタ石だったとのことです。 横穴式円墳の跡 石質はこの付近に多い砂岩とのことです。 上から七、九、九、十の像 下には六地蔵があり
昨年は社会情勢からストレスを多く感じた方が多かったのではないかと思います。そんな中にあっても様々な方から聞くことのできた力強い言葉からホッとする瞬間をいただくこともあり、それが少しばかり自分の力になっていた気がしていました。 まだまだ、若輩者ですが自身の体調も考慮しつつ、できることはできるように、バランスを取りつつ、本年も書いていけたらなと考えています。 昨年よりは更新頻度は落ちますが、本年も宜しくお願い致します。
皆さんこんばんは 今年最後の更新です。 今回は兵庫県三木市にあります ‘’窟屋(いわや)の金水‘’のお話です。 別名 ‘’志染の石室‘’と呼ばれています。 (先日紹介しました、伽耶院や千体地蔵の近くにあります。) 場所は林の少し奥にあります。 二皇子と桜伝説 (志染の石室) 説明書によれば 志染の石室の中に湧く水が、ここに生息しているひかり藻の作用で春には溜まり水が金色になるほど四季おりおりに色を変えるそうです。 ただ、最近では水が金色になることは少ない様です。
この痛い床と 眩しくて辛い日の光 真っ黒に存在する天井 聞き飽きた外の騒音 目に入る憎いアナタという存在 憎しみ渦巻くこの感情は 死の淵で生きる無様なあなたを救おうと私の心の中で鳴り響き 笑い声と泣き声の響くこの舞台はあまりにも可笑しく 戻ることのできないこの部屋で あなたが弱る姿を見つめている
皆さんこんばんは! 今回は小野市を流れる加古川について少し書きたいと思います。 今回訪れたのは 「ハマンジョ」と呼ばれた加古川と山田川が合流する万歳橋東詰所で、古くから水運の交通の要所として栄えていた場所になります。 (市場船着場跡) ここは北播磨ののど首にあたる場所の様で、北播磨の物資を取り扱っていたとのことです。 (万歳橋) (万歳橋より加古川の眺め) そして、この近くには旅の途中に溺死をした人の冥福を祈る為の五輪塔や宝篋印塔など設置されました。 また明治に
守るために助けてと言えない人 大切なものを抱えた嘘つきな人 街に鳴り響く心のない歌 みすぼらしい姿の紳士 必死な姿の淑女 何も語らない賑やかな街角を通り過ぎ 星空は冷たく 冷えた道は熱に覆われ 手の中の温もりを抱く冷たい世界の隅 大切な人 待っているのだろうか 向うのだろうか 独りの僕をよそ目に 無数の一人と、一つの二人 手元の灯火が冷たい街の隅を暖める
あなたが咲い 終える物語 僕が咲い 終える物語 誰かが咲い 終える物語 誰でもない 物語が咲うのか 終わりに向う僕の目の前にどんな光景が表れようと 咲い終えてゆく君の物語を僕が感じる限り 君と共にする 滲む風景の中で 始まりの詩を綴るための筆を走らせる。