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それは要る種?
悩みの種、なんて言葉がある。
なや‐む
【悩む】
苦痛をおぼえる。わずらう。
精神的な苦痛・負担を感ずる。
知人に悩みなさそうだね、と言われることもある。いや、あるぞ!と思いながら、でも今のわたしの中の悩みというのは、結論を出すための「考える」に似ているなと感じている。
割とずっとNOを言えないタイプだった。
苦痛を覚えても、耐えて耐えて耐えて、その傷が癒えてから「実はこんなことがあってさー」と事後報告。友達に心配され、もっと早く声かけて欲しかったと悲しまれることもあった。
耐えていれば、その痛みは去って、平和が訪れると信じ込んでいたので、悩みの種を抱き抱え、なんだったら育てていたのではないかとさえ思う。
いろんな転機はあったけれど、1番大きいのは離婚したこと。数年間、悩みの種を持っていたままだったけれど、改めて持っていた自分を見返すと傷だらけ。この種は要らなかったんだ、と気づけた。
「手放す」「選ぶ」そういう選択肢がある。
嫌だなと思うことをされた時に、反撃するということもできるけれど、その場を去ることもできる。なんで相手が悪いのに自分が動かないといけないんだ、と感じることもあるけれど、そういうひとを許している環境から離れると意外とスッキリしたりする。
または攻撃されない相手になることを選ぶ。この人は敵に回したくないと思わせる。これはこれで力を使うけれど、一旦その関係性をつくれば後が楽になる。
あとは心地よくない関係を切る。
別に「嫌いなんです!」「許せないんです」なんて直接伝えなくても良い。合わないんだと感じさせるだけで充分だったりする。
あーでもないこーでもない、と思考を巡らせるなら、「考える」時間の方が自分にとって過ごしやすい。
かんがえる 【考える】
1.
あれやこれやと思いをめぐらす。その事について、心を知的に使って判断する。
2.
新たなものをくふうする。考案する。
そう思ってから確かに私の「悩む」時間は減っているかもしれない。
文字通り頭を抱えることがあったり、弱音を吐くことはある。でも「考える」ことができるうちはまだ大丈夫。
でも「悩む」になっている時は、きっとその問題が見えない時だから、遠慮なく誰かの手を借りようと思う。
「考える」は自分で立って物事を見ている。でも、悩むは心がくっついて揺らいでいる。その悩みの種は持たなくて良い種かもしれない。
誰かと一緒に、今抱えているもの、それによって怪我していないかぐるりと見返す時間があっても良い。自分で分からないところは誰かを頼る。
ここまでお読みいただきありがとうございました🐅
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