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相手のはなし。
相手に興味をもって「聴く」とは?
アクティブリスニングと呼ばれる聞き方があります。
日本語では「積極的傾聴」と訳されたりしますが、話を聞きながら相手がどんな風に感じたのか、話している人自身が会話をすることで、感情を出し、問題を解決するための道すじを確認していくための力添えをする聞き方です。
このアクティブリスニングにおいて大事なことは「しっかり聞いてくれている」と話している人が感じること。
そのためには、まず、正直な気持ちで話せる関係であることが大切ですね。
それから「〜〜という風に感じている」「〜〜な気持ちなんだね」と相手の状況を理解する態度をちゃんと示すこと。
話を聞いてくれているのがわかるように相づちや、もし話している人の言っていることがわからなければ「〜とはどういうこと?」と確認するのも良いでしょう。まずは相手の話に興味を持つことが必要です。
よく出てくる言葉に注目するのもいいですね。
相手がその言葉をたくさん使うということは、その言葉から出ていることを大事にしているか、反対にすごく嫌いであったり何か抵抗を感じる言葉であったりします。どちらにしてもその言葉からその人がどういったものを大切にしているか、というところが出てくることがあります。
「そのときにどう思ったの?」や「今はどう思う?」などという質問も話が進んで情報が集まればしてみると、さらに話が出てくる可能性もありますね。
話を聞くときの姿勢
どんな人だと「話を聞いてくれている」と感じますか?
相手が無表情で聞いている、真面目な話をしているのにニヤニヤしている、となると「話すの嫌だな」と感じるし、足を揺すっていたり、腕組みをされると話しにくいなぁと感じたりしますね。
自分の方に体が向いていて、うなづきながら話を聞いてくれたり、ちゃんとこちら側を見ていてもらえると話をしても大丈夫かなと感じるのではないでしょうか。
話を聞くときに大事な3つのこと
1つ目は、話を聞くあなたが、正直な状態であること。あなたが今までに得た体験や考え方、大事にしているものがちゃんとあること。
2つ目は、話をしているひとの否定をしないこと。
「男だから〜」「こういう考え方だと〜」「いつまでも悲しさに浸っていないで」など話をして、否定してしまうと心は開いてもらえません。
3つめは、話している人の視点を大切にすること。
簡単そうに思えて、難しい3つです。
この3つを守っていくために必要なことは、自分の主張を一旦置いて話を聞く、話をする目的を明らかにすること。アドバイスも大事ですが、相手が求める前に自分の経験から出たアドバイスばかり伝えてしまうと、それは「相手のはなし」ではなく「あなたの話」になってしまいます。
話をちゃんと聞いてもらうと「話せてよかった、楽しい」、「心に重く感じていたものが軽くなった」という経験ができます。
「相手の話を聴く」、できていますか?
たまには自分の話も「聴いて」ほしいですよね。
少しずつ出てくる自分の言葉のペースで。
ここまでお読みいただきありがとうございました(*´꒳`*)
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