なんでも美味しく食べられます
私はこれが食べたいという欲求が少ないタイプでしょう。
外食もしませんませんし、なにかを食べたいと思うことがほんとんどありません。
自宅で食事をすることがほとんどです。
食事は、なにを出してもらってもおいしく食べれます。
果物は、息子が信州から送ってくれるリンゴを妻がうまく保存してくれているので、それだけで十分です。
とにかくおいしいので、果物は、このリンゴだけでよいくらいでしょうか。
たまに妻が買ってくる果物を少し食べますが、むかしのように果物を食べることは少なくなりました。
食べたいと思わないのです。
そういえば食べなくなったものが、結構あるのかもわかりません。
たとえば、みかん、桃、栗、ぶどう、漬物、らっきょ、梅干しなどは食べた記憶をたどることがむずかしいくらいです。
食事は、妻が肉料理と魚料理をうまくやりくりしてつくってくれますから、それで十分満足です。
お酒もやめましたから、私が必要なものと言えばコーヒーとそのときに食べるミックスナッツくらいでしょうか。
コーヒーも高くなりましたから、いずれ飲まなくなるかもわかりません。
そして、わずかばかりのお菓子で満足です。
本だけは、あいかわらずよく読みますが、むかしは本屋の立ち読みで書物との出会いがありましたが、今では、パソコンからダウンロードですから手に取ったあの日の感動はなかなか生まれません。
それでも、勉強嫌いだった私が、わくわくしながら本を読んでいることが不思議です。
また、週に2回ほど妻と観るAmazon Prime Videoの映画が楽しみでしょうか。
先日「フェラーリVSフォード」を観ました。
1960年代、フォードがル・マンへ挑戦した物語でした。
時代を変えていく人間の息吹と企業社会の中に蔓延してきた魔物との格闘、そし不可能に挑戦する人間の凄みと、久しぶりに映画で感動しました。
今年のル・マンは、フェラーリが優勝(連覇)し、トヨタは二位でした。
それでも挑戦するから二位があるのです。
フォードは、米国で唯一ル・マンで優勝した企業だそうです。
この作品は実話ですから、そんな熱い時代が米国にもあったのです。
大谷選手や今永投手に感動するのも同じでしょうか。。。
こんな日常ですが、とにかく外へ出ることが苦手ですから家で食事をするのが一番なのです。
妻や子供たちはつまらないようですが、私に合わせてくれて家で食べることを優先してくれます。
息子たちの家へ行けば、近くで外食をしますが、そのときはじめて外の食事もおいしね、と気づくくらいです。
しかし、自宅に戻れば、外食はほとんどしません。
また、現在のように物価があがってくれば、それに合わせて食事を変えていくことに、なんの問題もありません。
もらっているお金に合わせて食事をつくってもらえばいいだけです。
妻が用事で出かけて留守番するときは、学生時代の憧れだったカップラーメンを食べて満足しています。
とにかく、なんでもおいしく食べれます。
私の特技でしょうか。。。
電気やガス、あるいは水道代やガソリン代といった生活インフラの価格は、これから上がっていくだけで、下がることはないでしょう。
やりくりできるとすれば、毎月利用するサービスと食費くらいでしょうか。
私にすれば、食事はまだ贅沢させてもらっていると思っていますから、いくらでも切り詰めていくことが可能です。
お米の価格も上がってきました。。。
1993年だったでしょうか、冷夏でお米がなくなったときは、パンやうどん、あるいはタイ米(長粒米)を食べていました。
タイ米も妻がうまく料理してくれましたから、おいしかった記憶があります。
私はなにを食べてもかまいませんし、お米がなくなるからとお米の在庫を抱えることもありません。
そのときあるものでよいのです。
私の幼い時代からすれば、今でも相当贅沢な暮らしさせてもらっています。
毎日、感謝しかありません。
食事も大切なのですが、それよりも、この先この国はどうなっていくのだろうということのほうが気になります。
それにしても、私がこれまで経験したことがないくらい、あまりにも多くのことが急激に変化する日々が続きます。。。