ストレッチの効果、種類について
皆さん、こんにちわ!
今回は、ストレッチにについて投稿していきたいと思います。
当院でも施術の中に取り入れたり、クライアント様へコンディション維持、向上の目的で下記のようなアドバイスを行っております
ストレッチの効果
①血流の改善
②筋肉の柔軟性UP
③関節の可動域UP
④リラックス効果の期待
この項目の中で共通する部分は「血流の良し悪いし」になります。
例:仕事や運動等による疲労、精神的な面での緊張
これらが一般的に血流を悪くするする要因になり、結果的に筋肉の柔軟性が悪くなることで関節の動きも関連して悪くなり怪我のリスクにもつながります。
また、ストレスなどの緊張状態が続くとリラックスできず疲労が抜けにくく、寝付けないなどの精神的な部分にも影響を与えます。
※ストレッチのタイミングとしては「寝る前」に行うことで④のリラックス効果が期待でき寝付きが良くなりやすくなります。
ストレッチの種類
①スタティックストレッチ
→同じ姿勢をキープし、じっくり筋肉を伸ばす方法。
皆さんがストレッチと聞いてイメージするのは、このスタティックストレッチが該当すると思います。
・スタティックストレッチのメリットは「柔軟性(静的柔軟性)」を高める効果が高いこと。また、筋肉の緊張をやわらげ、血行を良くすることで、疲れやカラダのだるさを改善することができます。
・運動後のクールダウン
→運動後のストレッチは、疲労した筋肉の状態を回復せるために行われること思います。ゆっくり筋肉を伸ばすことで、心身ともにリラックスすることができます。
※このとき、短時間で伸ばすのは効果的ではありません。実際の研究でも、15秒程度のスタティックストレッチには疲労回復効果がないという結果が出ているものもあります。せっかく行うのであれば、ゆっくりと時間を取りましょう。痛みや硬さなど、運動後のカラダの状態をチェックしながら行うようにしてください。
・柔軟性を高める
→カラダを柔らかくしたいという人は、スタティックストレッチが最適です。カラダが温まっているときに行ったほうが高い効果を得られます。
運動後やお風呂の後などに行うと効果的でしょう。
※注意事項:痛みを我慢してまで伸ばすのは避けてください。
ストレッチで筋肉が急に伸ばされ痛みを感じると、筋肉は危険を感じ、縮まろうとします。これを伸張反射と言います。柔軟性を高めるためには、この伸張反射が起こらないよう、ゆっくりと痛みのない程度に行うことが重要です。
②バリスティックストレッチ
→反動をつけて行うストレッチのことを言います。
イメージしやすいのは、アキレス腱を伸ばすストレッチです。反動をつけて行った記憶がある人もいるのではないでしょうか??
バリスティックストレッチは、反動を使う分スタティックストレッチよりも筋肉を伸ばす効果が多く得られます。しかし、急激に筋肉を引き伸ばす動きでもあるため、筋肉や腱を痛めやすいというデメリットもあるので
担当セラピストの指導の下で行った方がリスクを軽減できると思います。
③ダイナミックストレッチ
→カラダを動かしながら筋肉を伸ばしていく方法のことを言います。
皆さんが子どもの頃よく行ったラジオ体操なども、ダイナミックストレッチの一つです。
カラダを動かしながら行うため心拍数が上がり、カラダが温まって筋肉が伸びやすくなります。
運動前におすすめ!
→昔は、筋肉の柔軟性を高めるスタティックストレッチを行うことで、ケガを防ごうという考えが一般的でしたが、さまざまな研究で運動前のスタティックストレッチにはケガを防ぐ効果はないという結果が出ています。
足を大きく振り上げる、腕を大きく回すなど、勢いよくカラダを動かしたときの可動域の広さを「動的柔軟性」といいます。
スタティックストレッチを行うことで筋肉の柔軟性は高まるが、筋力との関係により「動的柔軟性」は低下し、運動中のパフォーマンスダウンへとつながることもあります。そう考えると、運動前にスタティックストレッチを行う必要性はなく、むしろカラダを動かしながら筋肉を伸ばす「ダイナミックストレッチ」が効果的と言えるでしょう。
まとめ
・ストレッチには大きく分けて2つの分類がある
→①スタティックストレッチ(静的)
②バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ(動的)
・目的や得られる効果が違う。
→①スタティックストレッチ(静的)
疲労した筋肉の状態を回復せるために行う。
筋肉の柔軟性を高める。
運動後に行う。
②バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ(動的)
体を動かしながら行うため心拍数が上がる
体が温まって筋肉が伸びやすくなる。
動的柔軟性が向上し、スポーツパフォーマンスが向上する。
運動前に行う。
いかがだったでしょうか??
この記事で皆様のストレッチに対する疑問が解決した!ストレッチについて興味がでてきた!という方が増えたら幸いです。
今後も当院スタッフ一同、皆様のお身体の悩みに対して解決できるような有益な情報や業界あるあるなどを発信していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
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