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不確実性を飼いならす

長くお休みをさせていただきました💦原因はハッキリ分かりませんが、私のスマホ📱に問題があるようで、エディターの回復は不可能でした。結局、現状のエディター(使いにくい)を利用することになりました。対応してくださいましたnote運営さま、ありがとうございました。

とまあ、前置きが長くなりましたが、お休み明け一発目は、読書感想文📖です。まるで夏休みの宿題みたいですが、今回読んだ本📖はこちら👇

「不確実性を飼いならす」
イアン・スチュアート著

もう、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、これ確率論の本📙なんです💦

でも私の数学的能力は、残念ながら田沢一号生(魁男塾)と同じレベルです💧その辺りをご承知の上、お読みください😆

さて、確率なんて言われても、人生で関わるのは「宝くじ」くらい?と考えてしまいそうですが、実は私たちの周りは確率だらけなんです💦

本書によると例えば天気予報☔☁️☀️なんかは、まんま確率ですよね💧ですが、本書はさらに天気予報を例にしながら、「先の未来を予測することは、過去を知ることではなく、現在を知ることが重要なのだ」と述べています😨

一瞬、「はぁ?」と思ってしまいますが、本書によると、「実は未来と同じように、過去も不確実なのだ」としています。

わかりやすく言うと、過去の出来事も、実際には現在そのように考えられている(そう思っている)だけで、事実かどうかは正確ではない!という理論のようです(未来と同じように過去も不確実だということ)💦

わかりますかね?「今を深く知れば正確に過去を理解することも、未来を予測することも、同じように可能である」という考え方です。もっとわかりやすく言うと、今、現在も不確実な中に我々は存在している!という意味です。

天気予報を例にすると、過去の積み上げたデータよりも、現在の無数の観測地点や衛星から送られて来るジャストなうなデータこそが、天気予報を左右している(未来を予測する)ということらしいです💦(もちろん積み上げられたデータも無意味ではないだろうけど、こちらは天気より気候の予測に有効の様)。

他にも、ラプラスの定理やベイズ推論(推定)、バタフライ効果などという有名どころの理論もわかりやすく紹介すると伴に、人生の中でこの確率が牙を剥いた事例として、誤った考え方による確率により、有罪にされてしまった人々(冤罪事例)をあげて、確率は事実(起こった事象)とはどこまでも違うことを力説します。

もちろん、起こってからでは手遅れな場合もありますよね?例えば、精神科病院ならどうでしょうか?自殺や他害(他者への暴力)などは、発生する前に対処が必要ですが、その対処、人権侵害になりませんか?

私の数年前に働いていた病棟内である提案がありました。その病棟内で暴力行為を起こした患者さんには、その回数によって危険度をスコア化して、朝の申し送りで送って行こう✨と言い出した、「とんでもない女性看護師」がいたんです💦記録も簡素化できますから🎵って言うんですね💧

もちろん反対して中止させましたが😅

こういう確率の使い方を本書で言うベイズ推論(推定)の誤った利用方法となるんですね💦

コンプライアンス的に、こういう人権が絡む危険かどうかの判断は医師がするものであって、他のスタッフがスコア化して全員で色眼鏡をつけるのは、ただの人権侵害なんですよね?(相手にわからなければ良いという問題ではない)。

もちろん予見する大切さを私は否定しない、ただ情報としてあげるなら「」で記録に残しなさい!そして予見できたなら、善後策を必ず協議しなさい。

これは医療裁判を専門的に扱う弁護士先生も言われていましたね。

少し本書📙から離れてしまいましたが、確率って本当に身近にあって、しかも使いこなすのは難しいんですね💧

え?あなたは使いこなせてるって?それは思い込み違いますか?本書📙でも紹介された、下のモンティホール問題を考えてみてください😆あなたの考える確率が当てにならないことがわかりますよ👇

https://youtu.be/yuD_5b97kR8

シミュレーションテスト、モンティホール問題👇

https://tools.m-bsys.com/original_tooles/monty_hall_problem.php




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