「出でよ!ダミアン!」~オーメン ザ・ファースト~
本日、映画オーメン ザ・ファーストが封切られましたが、私にはオーメンの何が怖いのか、今いちわからないんです?もちろん宗教的な側面を除くとして、今の日本にとっては、むしろ「ダミアンよ出でよ!」とさえ言いたくなる程の悲惨な現状で、一体何が怖いのか?
あ、若い人たちは映画オーメン自体を知らないかもしれないですが、超まとめると、ダミアンって言う、アメリカ合衆国かな?の上級国民の子供がいて、その子供は、実は悪魔👿の血をひく子供なんですね。で、彼自身も自分が悪魔の子供だって知らなかったんだけど、なんか自分の周りでやたらと養父母や関係者が死にまくるんで、「え?なんで?」って気付くんですね?そしたら、悪魔崇拝者の人が、「君はこの世に生まれた悪魔👿なんだよ」って黙示録から教えてくれて、ついでに「君の人生は人間世界を破滅さすことなんだよ」って伝えて、彼の職業選択の自由も奪ってしまうんです。
まあ、上級国民のご家庭にありがちな特権引き継ぎあるある(伝統芸能、政治家、医師など)な話しで、別にその引き継ぎが「世界の破滅」という仕事なだけで、むしろ日本の政治家二世、三世の方々なんかは、しっかりと着実にその仕事が出来ていて、もしダミアンがこの日本に生まれて来ても、きっと仕事はないでしょう。もちろん新人若手も、二世三世やダミアンに負けない仕事振りですから👇
話が脱線し過ぎたが、ここでダミアンの側に立って考えると、キリスト教側から刺客が差し向けられたり、自分のせいでもないのに、なんか誰かから(身内でさえ油断出来ない)いきなり殺されそうになりながら、少年時代は超進学校(陸軍学校)でライバル達と競い、その後大人になり、大企業の社長や、大統領顧問や、外交官で活躍できるって、凄いと思いません?もちろん、自分に放たれた刺客は、全て返り討ちにしてですよ。
でもまあ、今回はダミアンのお母さんの話なので、もしかしたら怖いかもしれないと期待して私、鑑賞して参りました。
結果から言うと、封切りですが私を含め鑑賞者四名💦しかも、なかなかのご高齢の方々💦たぶんですが、四十代の私が一番若い感じですね。
そりゃ内容わからんもん💦修道院とか修道女のシステムもよくわからんし…
70年代な時代設定はよくできているけど、私も初めてオーメン観たのは、小学生でしたから、今回の鑑賞の為にワザワザ振り返りもしましたが、やっぱり今時、「悪魔に世界をどうこうされる」言うのは若い人達に響かんし、人工的に悪魔の子を作ったとか言われても、試験管で作った訳でもなく、やっぱりそんな行為をして作ってる訳で…
もちろん、ダミアンのお母さんは被害者なんですが、お母さんにも「どうなんかな?」みたいなところもあって、コレ難しい問題なんですよ👇
結局、ホラー映画にはなってないと言うか…現実(現代)の方が更に怖くて、明らかに再設定が必要で、もしかしたら今回の作品が、その役割を果たすのかな?という感じでした。
たぶん続編が出るであろう余韻を色濃く残す作品でした。
終わり🔚