(参加レポート part2) NPマガジンvol2.トークショー "ニューエリートの必読書とは"@二子玉川蔦屋書店

一昨日に続き、NPマガジン Vol2の発刊を記念した佐々木NP編集長によるトークショーの様子をレポートします。
(訂正 前回記事で佐々木編集長と記載していましたが、佐々木CCOの誤りでした)

(参加レポート) NPマガジンvol2.トークショー "ニューエリートの必読書とは"@二子玉川蔦屋書店
https://note.mu/np0/n/ne2047484f453

<トークショーの構成>
1. イントロ
 参加者からの質問受付
 ・なぜNPが雑誌出版したのか
 ・どのようにしてアートセンスを磨けるのか
 ・米国と日本のエリートの本の選び方の違いあるか?
 ・NPは読書会を企画する予定はあるのか
2. 佐々木CCOのトーク
 1)日本と米国のエリート層の違い、2)ニューエリートとは?
3. 質疑応答

2. 佐々木CCOのトーク
1)日本と米国のエリート層の違い
そもそもエリート層の力の差がいつから出始めるかという問いかけ佐々木CCOからあり、高校までの日本の学力を表すデータとして、PISA2015年調査の数学、分析力で1位、読解力で6位という結果を紹介。
ここから言えるのは、高校まで全国津々浦々リーズナブルなコストで高品質な授業受けられる。世界トップクラスの環境。それが大学で逆転する。

考えるヒントとして、たまたま参加者に国内にある海外大学の学生がおり、彼自身の経験が共有された。
それは、高校までの授業スタイルと全く異なり、大量の課題読書と、授業でのプロアクティブな参加が求められる。また佐々木CCOもスタンフォードMBAでの圧倒的な課題読書と授業への準備・参加が強調されていた。

そこに至る原因として、3つあげていて、大学生活、仕事、1つ失念。仕事は年功序列、リスク回避などを指す。

2)ニューエリートとは?
オールドエリートとニューエリートの違い
仕事の選び方がブランド志向 vs 世のため人のため、仕事の仕方が上からの仕事受ける vs 仕組みを作る等。
これらの説明は対比が羅列されていて、波紋切り型のように感じ、あまり記憶に残っていない。

ニューエリートが持つべき7つのスキル・教養が紹介され、いくつか記憶に残ったものを紹介。
ここでは7つの要素をあげていたがメモ消失し、覚えている内容のみ記載。
(どなたか参加者の方でメモとった方いたら教えてください)

・議論・説得する力 
レポート作って、プレゼンして議論する。
例えばある書籍についてレポートまとめ、職場や友人たちと内容を深める議論をする。
これはNewsPicks マガジンの特集インタビューで紹介されているShowroom 前田社長の主張とも同じ。

・東洋思想
興味深かったのは、日本の歴史上の偉人写真で、参加者は西郷隆盛以外はほとんど当てられなかった。他の偉人は、岡倉天心、鈴木大拙、渋沢栄一、森田昭夫など。

また西郷隆盛の”せごどん”に関連し、そもそも大河ドラマをなぜ観ないのかという話に展開。参加者の回答の大半は、シリーズ50回を見切れない、そもそもテレビを持っていない。他にも、ストーリーがワンパターン、演技がオーバーリアクションで見続けられなかったという感想。
一方、朝ドラは15分1コマで視聴率取れているので、時代にあった尺の長さが課題という話に。

・普遍と具体性  木と森のイメージで、木だけ見ていても森が見えないし、森だけ見ていると木を見失う。
・批判的思考   クリティカルシンキングを養うべき。
・運動/食事   うつ病になるのを防ぐ。米国エリート層では健康管理が浸透している。
・孤独に耐える力 読書、一人旅、スマホ断つ、恋愛など

尚、今回のトークショーでの経験活かし、NPマガジン読書会を開催します。オフ会(先着5名限定) NewsPicks マガジン読書会@仙台
https://eventon.jp/14995/

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