正社員になったほうがいいのか?と悩み続けて3年になる
正社員になるか迷う、と永遠に言っている。わたしはフリーランスになりたくてフリーランスになったわけじゃないから余計に。
一般的には、会社員で何年か働いて何かしら身につけて独立したり、専業主婦から扶養内開業したりするんだと思う。
わたしは修士号を取ってから博士課程を受験して、落ちてしまったので修行をしようと青年海外協力隊に応募して、渡航までの間フリーランスでいいか、という「つなぎフリーランス」だった。
そこから、もうちょっと学んでみたいことができて、やっていたらいつの間にか3年経ってしまった。
だからフリーランスにめちゃくちゃこだわりがあるわけではない。フリーランスになりたい!と焦がれる気持ちもあまりわからない。
開業届を出せばそれだけでなれることはなれるのにな、と思ったりする。なってから、どうするかのほうがよっぽど難しい。
今日も話題に上がったけれど、「業務委託ばっかりやっていても、ね」という悩みが付き纏う。
自分の商品、自分の売り物を作らないと、結局会社員とやっていることは変わらなかったりする。「会社員寄りのフリーランス」だとこっそり思っている。
わたしが面白いと思うのは「起業家寄りのフリーランス」で、こっちはすごくすごく考え続けないといけない。しかも結果が見えるまでに時間がかかる。
だから、たまに嫌になって転職サイトを見てしまう。たまにというのは嘘、毎日見ている。
「毎晩寝る前にビズリーチ見てるよ」と言ったら、え〜!意外〜!とさやかんが笑ってくれたのが可愛かったので、まあこんな自分もいてもいっか〜と思った。
この前さあこちゃんと話したときにも、「4月から正社員になろうかな・・」とか言っていた。
そうしたら、「のんちゃん、険しい顔してるよ!」と言われてしまった。自分の顔を見たら眉間に皺が寄っていた。
険しい顔で選択したもので、本当のしあわせにはなれなさそうだ、というのは流石にわかる。
いつもより力強い声で「のんちゃんは、そのままでいいよ!そのままでいい!」と言ってくれたさあこちゃんに手を合わせて拝みたい。
恐れから選んだものはやっぱりだめ。これは、不安なだけで、本当に正社員になりたいわけじゃないんだから。
もうちょっとやってみよう、もうちょっと。いつも引き戻してくれる大事なひとたちに大好きとありがとうを送る。いつもありがとう。