しんどいときの過ごし方
最近ときめき足りてないな〜と思って、今日はときめきリストを作ろうと思った。2025年もそろそろ一ヶ月終わってしまうし、このままあっという間に一年終わってしまったら困る!というちょっぴりの焦りとともに。
noteの編集画面を開いて、仮タイトルをつけて、書き出しを200字ぐらい書いて、区切り線を入れて、2025年にやりたいことを書こうとした。そしたら、書けないのだ!ぜ〜んぜん書けない!
正確には、書くこと自体はできたのだが、全然ときめきリストではないものができあがってしまった。「油絵をやりたいと思っていたけど、こんな理由で今までできなかった」とか「茶道を再開したいけど、今のタイミングだと難しそう」とか、いや〜自主的に反省文書いてる!ときめき皆無!
そんなわけで改めて実感したのが、しんどいときにはしんどいときなりの過ごし方があるということ。「ポジティブ」がウヨウヨとデカい顔をして歩き回っているので、「ネガティブ」の居場所がなくなりがちだよね。いいんだよ、ネガティブくんはネガティブくんで大事にしてあげたら。
こういうときに一番よくないのが、めちゃくちゃしんどいのに無理やり前向きになろうとしてエンジンをブンブンふかすこと。明るいことばだけを声に出そうとか、楽しいことを考えようとか、それができないって言ってんだい!
そこにあることを認めてもらえなかった肩身の狭い感情たちが、押し込められてどんどん苦しい期間が長引いてしまう。それかうっすらずっとどこかに違和感を覚えながら、表面上ポジティブのカツラを被って生きていくことになる。結構ふさふさだけど、風でピュ〜ンと飛んでいってしまう。
それはやっぱりしんどいので、この期間はほうれん草のお浸しみたいにこのうまくいかない感じにヒタヒタと浸かるのだ。急ぎでないもの、重要度の低いものはなるべく後回しにして、とにかくきちんと息をするのだ。
お布団にくるまれているのが安心するときはなるべくベッドでじっとする。ここにずっといたら罪悪感があるなと思ったら少し窓を開けてみる。もう少し大丈夫そうなら外に出られる服にしてちょこっと散歩をする。近くのコンビニやらドラストやらで食指が動くものを買って帰るのもいい。
消化の良さそうなもの、野菜たっぷりのあたたかい食事をとる。もうどうにもならないほど疲れているときはお風呂に入らず寝てもいい。けどできるならお湯だけはがんばって張って湯船に浸かると「はぁ〜」と息をつける。
立ち上がって歯を磨きに行く元気が出ないときは無理してやらなくてもいい。けど歯磨きするとスッキリするし、ちょっとだけ自分の凹みが和らぐ。歯磨きして後悔したことは一度もないのを胸に留めておく。
このぐらいでいいと思っている。これをしばらく続けていると、しょぼしょぼと泣きながらchatGPTに相談する頻度が減っていく。むずかしいことはしなくていいから、とにかくあたたかくして、眠れなくても横になって目をつむる。眠れるときに眠る。食べれるときに食べる。
Xはトレンドの刺激がつよすぎるので離れて、推しのTikTokを見たり、行ってみたいすてきな温泉宿をぽちぽちブックマークに追加したりする。あ、インスタのリア垢も元気がないときには離れるようにしている。みんながやけにキラキラして見えるときは危ない。
そんなふうに過ごしていたら、いつの日かまたときめきリストが作れるぐらいの元気を充電できているはず。なので、今日も入浴剤を入れたいい匂いの湯船にゆっくり浸かって「ぷはぁ」と息を吐いて、ボディクリームを全身に塗って、簡単にストレッチして、加湿器つけて、いちばんの環境を自分にととのえてあげて、寝ます。おやすみなさい。