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のぞみのなかみを垣間見れる、赤裸々noteをまとめました
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#今年のふり返り

「ありのまま」ができなかったわたしの話

どこかで、だれかに、言われたことがあるんだろうか。家族の顔を思い浮かべても、先生たちの顔を思い浮かべても、しっくりこない。やっぱり、だれにも言われたことがないような気がする。それなのに、頭のなかに響く、声。 なぜか、ずっと「ちゃんと」しなきゃいけないと信じてきた。いつから?と聞かれると、思い出せないぐらい昔から。小学生の頃だろうか、いや、幼稚園児の頃かもしれない。 外に出るときには「ちゃんと」しないといけない。ひとと会うときには「ちゃんと」しないといけない。もう大人なんだ

おかあさんが家にいないこと

小さい頃から、ごはんのときは必ずNHKニュースと決まっていた。その前の時間、幼稚園や学校から帰った夕方は、NHK教育がついていた。「おかあさんといっしょ」を、じいじとばあばと見ていた。 当時は、なぜ「おかあさんといっしょ」という名前なのかわかっていなかった。地元ではおかあさんが働いていることはさほど特別ではなく、大学生になってから「共働きの家は貧乏」とクラスメイトに言われるまでそのあたりの感覚は掴めていなかった。 正直、言われてからもあまり掴めてはいなかった。いまでも覚え