本のタイトル【業務?連絡】
サリンジャーについて雑談していたNさんへの業務(?)連絡です。
お話ししていた本は、『戦争PTSDとアメリカ文学』野間正二著、でした。私の以前の感想はこちらです。
ついでに、翻訳関係のおもしろかった本として挙げたのは、
『翻訳問答』片岡義男、鴻巣友季子
『憂い顔の「星の王子さま」』加藤晴久
そしてあの場では挙げませんでしたが、Nさんお好きそうかも、と思い出したのが、
『プラトン入門』竹田青嗣
です。『プラトン入門』は、プラトンの原典を素直に読めばこう読めませんか?と、プラトン以後の解釈に対して異議申し立てをする本です(だったと記憶します)。プラトンに全然興味がないならつまらないかもしれませんが、偉大な先人の主張とその後進の方々の誤読、みたいな話に興味があれば刺激的で得るものの多い本だ(ったはず)と思います。私自身、プラトンのことは全然知りませんでしたが、おもしろかったことだけは憶えています。ぜひ、機会があれば。
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