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歩きにくさが改善された例

こんばんは!
フリーランス理学療法士の nozomi です。

実は現在、気持ちを新たにスタートするため屋号の見直しをしています。ロゴの作成もデザイナーさんに依頼しています^^

やはり自力では限界があると感じたので…
(やれることは自分で!と思ったけど、納得のいくものは出来ませんでした)
そして、何よりもあれこれ悩む時間がムダだと気付きました(笑)

完成間近なので、楽しみです♪


では本題に入ります。

もともと脊柱管狭窄症で、腰痛に悩まされていた70代男性。痛みが強くお薬でコントロール中。血圧も高く降圧剤も服用中。

少し前に肺炎になり、入院したところ…急に身体が弱ってしまい歩くのもフラフラに。

さて、これからどうしましょう。リハビリは?自宅で出来ることは?ということで、関わりを持たせていただきました。同じようなケースはかなり多いのではないでしょうか。

ご本人さんも「歩きにくい」「足が上がらない」と感じていて、歩幅は小さく小刻み。足が上がらないので、今にもつまづきそう。

お薬もたくさん服用されていたので、わたしはパーキンソン症候群の可能性も視野にいれて観察しました。

ですが、そもそもこれは…と思う点があったので検証したところ、見つけました。歩きにくさの原因!

足関節・股関節の可動域が狭い=カタイ!

そこだけというより、全体的に身体がカタイ!もともとのカタさが原因で脊柱管狭窄症を発症してしまったのか、それとも脊柱管狭窄症の痛みが要因でカタくなってしまったのか。
どちらも考えられるとは思うのですが。

とにかくこのカタさを取り除かねば…
ということで、自主トレ指導をかねて簡単にストレッチと身体の使い方をお伝えさせていただきました。

すると、起き上がりも立ち上がりもスムーズに。そして何より歩容(歩くときの姿勢)が改善しました!

歩幅は大きくなり、足もあがるように。

このまま自主トレを、続けていてくださると嬉しいなーと思います^^

これで改めて実感したのですが。
歩幅が狭いとか小刻み歩行になっている方に

「大きく足を出してー!」とか「足を上にあげてー!もっともっと!」みたいな声がけでは、意味がないなと。

だって、大きく出したくても出せないんだし。上げたくても上がらないんだし。それにはちゃんと原因があるから。

今回はパーキンソン症候群からくる小刻み歩行ではなかったけれど、そうだったとしても、今回のようなアプローチの仕方は有用だったのではないかと思う。

まずはコンディションを整えるところから。そして、今ある最大限の力を発揮するためには?という点から考えれば、改善に繋がる方法は見つけ出せる。

「歩きにくい」だから→歩く練習
という何も考えてないようなワンパターンな考え方と関わり方は、やっぱりわたしは好きではない^^;根本的に治したいし、治すお手伝いになれることほど嬉しいことはない。

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