東出昌大の再婚が休職中の心に響いた件
皆さん、こんにちは。現在、30代子持ち社会人の休職中のサラリーマンです。今日は8月27日のニュースに出た、俳優の東出昌大さんの再婚に関するお話をしたいと思います。
東京都知事選挙に出られていた石丸元市長と、俳優の東出さんが、「幸せとは何か」をテーマに対談するYOUTUBEの動画が公開され、本当の幸せを見つけて元気になっていた東出さんが語られていまして、休職中の私の心に響いたので、ぜひ共有させてください。
東出さんといえば、多くのドラマに出演されている有名な俳優ですよね。簡単に彼の経緯を振り返ると、女優の杏さんと結婚され、3人のお子さんがいらっしゃいましたが、結婚生活中に不倫が発覚し、離婚に至りました。その後、世間からの大バッシングもあり、彼はしばらく公の場に姿を見せず、山に籠もる生活をしていました。
その東出さんが再婚に至った理由について、彼自身が語った内容が非常に興味深かったのでお話しさせてください。彼は、離婚後は多くの批判を受け、社会から孤立し、再び結婚することは考えていなかったそうです。一度社会から孤立させられたと感じている、私自身の休職中の状況と重なり、同じ気持ちなんだろうな~と共感してしまいました。
しかし、山での生活を続ける中で、お金をかけずとも生きていくスキルを身につけ、彼は自分自身に自信を取り戻し、山菜やイノシシやシカを狩ることで、経済的にも自立できることを確信できたそうです。そして現在の自分を理解し、山の中で共に過ごすことが幸せだと感じる女性と出会ったことで、再婚と父親になることを決意したとのことです。
不惑の境地(好きなものがあって、わが道があること)に達した東出さんは、社会と再び向き合うことと、自分の幸せを追及するまでに元気が出たそうです。
精神病の治療の一つに、ゴシップを他人に語ってこそ、破ってこそ精神病を凌駕する方法があり、東出さんはまさに完全復活したように思えました。
少し話はそれますが、心理学的には、私たちの心には3つの部分があるとされています。1つ目がリビドー、つまり本能的な欲求や衝動です。2つ目が超自我、これは社会的な規範や理想を追求する部分です。そして、この2つの間でバランスを取りながら現実社会で生きていくのが自我です。
東出さんも、浮気をしてしまった父親は再婚をしてはいけない、役者は潔白でなくてはならないという超自我と、東出自身がやりたかった猟師や幸せな家庭を作りたいというリビドーに葛藤していたそうです。
東出さんに限らず、超自我とリビドーを両立できるほど人間って器用じゃないですよね。
休職中の私は、リビドーと超自我のバランスが崩れてしまったと感じています。総合職はこうあるべき、誰よりも働くべき、上司の指示は達成すべき、プレッシャーに耐えるべきという会社が作り出す超自我と、一方で、登山や自然と触れ合うのが好き、馬鹿な話が好きなリビドーな部分がある自分。
やりたくないことを無理にやろうとすると、やはり心が疲れて壊れてしまいました。
東出さんもまた、俳優という立場からくるプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、自分のリビドーに従い、山にこもり、自我を構築し、新しい人生を歩み始めました。
この姿に非常に勇気をもらいました。私も自分の中のリビドーに寄り添いながら、新しい自我を構築していけば、もっと良い人生にしたいです。
結局のところは、何に忠を尽くすべきかなんでしょうね。
国か、会社か、恩師か、仲間か、思想か、家族か、自分か。
忠を尽くすとは、自分のやりたいこと・充足感を得られることだと思う。しごとでも良いし、公人的なものでもよいかと思います。
最後に、石丸元市長と東出さんの対談の中で出てきた「元気に飲めよ」という言葉が心に残りました。元気でいるためには、健康で、経済的にも安定していなければならず、そして心も晴れやかでなければなりません。幸せの価値基準を自分軸で持って、これからは、私もこの「元気に飲めよ」という言葉を使っていきたいと思います。
あと、私としては、東出と杏ちゃんの子供達への影響が心配なくらいです。うちの親父、顔は良いけどダメだな、ははは。でいけるかどうか。
以上が、東出さんの再婚が休職中の私を勇気づけた話しでした。もし皆さんも何か感じたことがあれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。ありがとうございました。
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