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【エッセイ】「なにもしないをしよう」の魅力
くまのプーさんの言葉
「なにもしないをしよう」
この言葉は有名らしいが、私はまともにプーさんを見たことがなかったので、この言葉を知ったのは、友達からのLINEスタンプだった。
端的な言葉の羅列
プーさんの画像
全てひらがな
これらが組み合わさって、
初めて見た時には衝撃を受けた。
今回は「なにもしないをしよう」
という言葉について書いていく。
◆「なにもしない」とは
「なにもしない」と言う事は簡単。
予定が無い日は「今日はなにもしない」と言う。
それは「私には予定が無いです」
という消極的な印象がある。
現代では「なにもしない」というのは、
決してポジティブな事ではない。
生産性も無く資本主義社会の枠から外れている、と感じる。
では「なにもしない」という事を、
ChatGPT先生にも聞いてみた。
「なにもしない」という言葉は、一見すると「活動や行動を一切しない」という意味に捉えられるれるかもしれませんが、より深い意味を待つことがあります。
「なにもしない」とは、文字通りの意味以上に、心身のリセットやリフレッシュを目的とした行動や状態を指すことが多いです。
忙しい日常生活の中で、意図的にこのような時間を設けることは、精神的な健康や全体的な幸福感を高めるために非常に有益です。
このように精神の「リフレッシュ」的な意味を持ち、決してネガティブではないのも、最近では、世間的に認識されているようだ。
◆「しよう」という投げかけ
ここが「この言葉の味噌」と感じる。
ChatGPTでも回答があったように、
みんな少し休もうという、心身のリセットやリフレッシュの投げかけ。
またそれは、この言葉を発した自身への投げかけとも言える。
そして大きな枠組みで言えば
「スローライフ」への提案とも思う。
スローライフは、現代社会の急速な変化やストレスに対するアンチテーゼとして、時間や生活の質を重視するライフスタイルです。
この考えを取り入れることで、心身の健康や全体的な幸福感を高めることが期待されます。
このように「なにもしないをしよう」という言葉は、「ゆったり」と過ごすという事に対しての積極的な取組であり、プーさんの「のんびり」とした画像が、それを象徴している。
◆「なにもしないをしよう」言い換え
ChatGPT先生に、
この言葉を言い換えてもらった
「なにもしないをしよう」を他の言葉に言い換えると、以下のような表現が考えられます。
「休息の時間を持とう」
「ゆったりと過ごそう」
「心を休める時間を作ろう」
「リラックスしよう」
「無計画な時間を楽しもう」
「自分だけの静かな時間を持とう」
「何も考えずに過ごそう」
「ただ、ここにいよう」
「充電の時間を持とう」
「のんびりしよう」
「一息つこう」
「静かに過ごそう」
「何もせずにリフレッシュをしよう」
「自分のための時間を作ろう」
「心を解放しよう」
「ただ存在しよう」
「日常から離れよう」
どの言葉も同じような意味だが、
いかに「なにもしないをしよう」
が素晴らしいかがわかる。
あえて言えば1つだけ
「ただ、ここにいよう」
というのが私好みで好きだけれど。
◆あとがき
この言葉について検索すると、
note、ブログ、Xなどで書いている方もいた。
私はそれらの文言に引っ張られてしまうので、
内容は見ていない。
「なにもしないをしよう」という事に対し、多くのつぶやきや記事があることから、とても魅力的な言葉であるのは間違いない。
このひらがな10文字に込められた言葉が、
私たちに必要なモノであると感じる。
「なにもしないをしよう」
つづく。
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