7月14日 感染病について

 結論からいうと、感染病は流行しなくなった。

 というのも、免疫力が上がったからに他ならない。

特に大きな理由は食が改善されたことだろう。旧時代では食品添加物や遺伝子組み換えだろうとほぼ際限なく使用されていたらしい。ものによっては添加物の原材料が遺伝子組み換えであった。

 会った記憶はないが、曾祖母は先のパンデミックの時に感染しなかったらしい。父が文句を付けていたことに「無症状感染者」というものがある。感染していない、免疫が機能しているから無症状なのだから、感染者と言うのはおかしいと思っていたと話していた。父の言っていることが、本当であれば、保持者とかでもいいような気がする。

何にしても、曾祖母の免疫力はすごかったようだ。

 基本的に食べ物が関係しているようで、毎週のようにキノコ類は口にしたり、ベリー類はほぼ毎日食べている。その影響なのかインフルエンザや季節性の風邪にほとんど感染したことがない。のど飴やかぜ薬と呼ばれるものは買うことが難しくなった。かぜ薬はともかく、のど飴は歌を歌ったり、長時間話したりする人には欠かせないものだと思うが、売れる数は激減したのかもしれない。風邪も経済に貢献していたのかと、考える。

 けれど、その事実よりも揚げ物やラーメンなど精製された小麦を好む人達の間では毎年、欠かすことなく流行っている。

 旧時代では、クーラー病や冷房病と呼ばれるものは夏にかかるものだと考えられていたが、今では冬以外で罹る人が多いらしい。

クーラー病と言えるのかはわからないが、母は時々、クーラーの影響で喉を痛めている。免疫力が上がったとしても、風邪が無くなる日は未だ来そうにない。

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