性格は顔に出る

脳力療法研究所吉田です。

性格は顔に出ると言いますが、本当に顔に出ます。

人間は日々いろんな表情をしていますから、人によって顔の筋肉の使い方が違います。

どの筋肉を一番使うかによって、顔の表情が変わります。

それが習慣化されると、数ある表情筋の中でも、よく使う筋肉と全く使わない筋肉に分かれますから、表情筋のどの筋肉を使っているかで、表情が明らかに変わります。

ですから40超えたら顔に責任を持てと言われますし、人間の性格は必ず顔に出ます。

10代、20代ではごまかせても、30代40代になるとごまかせません。

これはこの世に生まれて、40年間の積み重ねですから、顔を見ただけで、その人がどんな人生を歩んできたのか想像がつきます。

ですから人間は、にこやかな表情をしている方を自然と尊敬します。

日本国民の象徴を見てご覧なさい。

怒っていらっしゃる顔など見た国民はいないはずです。

これだけでも人の上に立つ人間がどんな表情をするべきなのか勉強になります。

無駄に怒ることが教育ではありません。

最近の日本人は怒ると叱るの区別もつきません。

最近の大人は感情に身を任せて子供を殴りつけて、我が子さえも殺してしまう親もいます。

子供を叱る時は感情ではなく、理屈です。

大人は子供を叱るだけの材料を持っていなければ子供を叱る資格はありません。

なぜ叱るのか理屈を説明して、諭さなければなりません。

ですから大人は道徳心と国語力が必要です。

今の大人はやってはいけない事だと理解できても、なぜいけないのかを説明できません。

ルールだからとか自分もそう教えられたからとかを平気で言います。

そんな大人には自分を疑えと言いたいものです。

大人の身勝手で怒りに任せて痛めつけられて、奪われなくてもいい命がいくつもあっただろうと思います。

10代、20代の方も大人になれば顔に現れますし、現在40代超えた方も顔の筋肉の使い方を変えれば、うっとりとした良い表情に変わりますので、どうぞ穏やかな心を持ってお過ごし下さい。

ありがとうございました。

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