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実習について〜学生時代にやっておけばよかったこと〜

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臨床BATON385日目を担当します脳外臨床研究会 触診講師・触診アシスタントの橋本一平がお送り致します。


本日は『実習について〜学生時代にやっておけばよかったこと〜』

実習について学生時代にやっておけばよかったことにについてお伝えしていきます。

特にこれから実習に行く学生やこれから実習指導者になる先生方の参考になればと思います。

学生時代の実習を振り返ってみると、、、時代が時代だったのか、正直、「修行」と言っても過言ではなかったように思います。

年代によっては皆さんも経験があるのではないでしょうか?

「しんどい」「寝られない」など当たり前であり、当時の私は楽しいという印象は正直ありませんでした。

しかし、臨床に出た時には、学生時代に実習で経験した症例様のことやバイザーの指導などを思い出しながら日々過ごしていたことを思うと、今思うと「修行」も良い思い出になっています

ただ、「修行」というとやはり「きつい」や「しんどい」などが先立ってしまいがちですが、実際はそうではありません。

意味としては、「学問や技芸を磨くため、努力して学ぶこと。」とあるように、セラピストとして臨床に出て患者様の為に「リハビリテーション」を責任を持って行うことは必要なことになります。

そのための「準備」を学生時代に経験することができることはとても貴重な経験であり、実習期間の中で自分が何をすべきであるのかを明確にしておくことが大事になります。


その中で、私自身が学生時代にやっておけば良かったとことしては、

「日々の目標」、「自身の振り返り」

これら2つは、当たり前のことではありますが、実習中は余裕がなく、できていないことがほとんどでした。しかし、これら2つのことを毎日行っていくことは、貴重な実習期間を有意義に過ごす大事なことになります。


「日々の目標」については

 バイザーとして、指導に当たっている時に感じたのですが、学生のほとんどは今の自分の課題を本当の意味で認識できていない場合が多いです。学校の先生や誰か他の人から言われていたことなのか、自分自身に落とし込んでいないように感じました。ちなみに私自身も同じでした。そのために、実習中に目標を見失ってしまっていました。

また、その自身で決めた大きな目標を実習中の日々で、どのように達成していくのかを短期目標にして日々の目標として実習を過ごしていくことで常に自分自身を見失うことがないようにすることはとても大事になります。


また、次に書かせてもらう「自身の振り返り」にも繋がってきます。

「自身の振り返り」については

実習には自身の振り返りはよくする事だと思います。

しかし、私自身もよくあったのですが、バイザーなどにいろんな指導や指摘を受けて、反省することが多かったように、ネガティヴな振り返りではなく、ポジティブな振り返りをすることです。

実習中にポジティブな思考は難しい場合がありますが、1日の実習の中で良いところ、もしくは何か次に繋がるポジティブな振り返りを是非してみて下さい。

これは実習だけではなく臨床に出た時にもとても大事なことになります。

正直、実習という学生の立場は守られた立場になります。しかし、臨床に出るとそれが全て自分の責任になります。また、臨床に出ると多くのネガティブな現実を突き付けられることもあります。

その中で、ポジティブな振り返りをすることは心の支えや自分自身の支えになります。

私はこのことに臨床に出て気付いてマインドチェンジしていきましたが、学生の時にできれば、より実習が充実したものになっていたと思うと勿体無いことをしたなと感じますが、これを読んだ実習生、またはバイザーの方は学生の思考を参考にしてもらえると指導方法も変わっていくと思いますので、皆さんの参考になれば幸いです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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