【ヴィーガン経験談②】実践し始めた頃のお話。ヴィーガンをはじめて、なんとなくだるさ、倦怠感を感じる方へ。 #食の話2
こんにちは!ゆかりです!
ヴィーガン経験談の続きを書きたいと思います。
前回の記事はこちら。
さて、そんな経緯で実際にヴィーガンを生活の中に取り入れたわけですが、
まず最初に私が行ったのは、動物性の食物を完全に一度断つこと。
牛・鳥・豚などの肉類や、魚といった、動物そのものを食べない。
加えて、卵や牛乳、チーズなど動物を間接的に摂取するものも食べない。
やめた、というより、動物たちが屠殺される映像をみたり、育成時に打たれる抗生物質の話を知って、拒否反応から食べられなくなったという方が近いかもしれません。(抗生物質の話はのちほど。)
生き物が苦しみ、痛みから涙を流すシーンを見て、
罪悪感から、食卓に並ぶ肉を見るだけで食欲がなくなってしまいました。
小さな抵抗として、できる限り私は摂取しないでおこうと決めましたが、やっぱりネックになったのは家族。
夫や子どものご飯を用意するにも、使える食材が限られるし、いちからメニューを工夫して考えないといけない。
母や親族といった家族に、その話をすると、「お肉や牛乳を、育ち盛りの子どもに食べさせなくて大丈夫なの?」と、あまり良い顔はされない。
これまでの「一般常識」から外れて実行していくのは、心理的に大きく負担がかかって、それがとにかくヴィーガン第1歩目の大変さでした。
けれど一度「一般常識」に違和感を感じ、どうしても今、受け入れられないという状態になってしまったので、自分の信じたことを貫き、継続して実践することにしました。
自分の体にまず現れたのは、「なんとなく疲れた」感じ。
一か月ぐらい、倦怠感が続き、
「何かやっぱりおかしいな。この生活は変なのかな」と思って調べたところ、動物性食品に多く含まれている栄養素の「ビタミンB12」が足りていないという結論にたどりつきました。
最初は知識もないまま、とにかく動物性のものを抜いてしまったので、必要な栄養素が欠乏してしまったんだと思います。
だから、ヴィーガンをやめて動物性のものを摂取しなくてはいけない、というわけではなく、さらに調べていくうちにわかったことは、
動物がビタミンB12を作っているのではなく、動物のエサにビタミンB12を加え、そのエサを食べた動物を、私たち人間が食べることによって間接的に人間の体に取り入れているということ。
つまり、動物から摂らなくても、そのものを摂取できるということです。
動物がエサから摂取しているのと同様に、足りないものはサプリメントで代用する手もあるのですが、一度、薬物アレルギーを経験した私からすると、いくら健康食材と言っていても、完全に自然なものではない「人工的なもの」を摂ることに抵抗があり、ビタミンB12が多く含まれてる食材を探すことにしました。
調べた結果、
海藻、干し椎茸、ニュートリショナルイースト(乾燥酵母食物)とスピルリナ(淡水域の藻類)に多く含まれてることを知りました。
その食材をたくさん摂るように心がけていくと、それまで感じていた脱力感や、だるさが、すっとなくなる感覚があって、いつも通り、前の生活と変わらない感じになりました。
ヴィーガン経験談③へ つづく。