【アイスクリームの法則】 Q,あなたはどれを選びますか?
いきなりですが、質問です。
Q, あなたはアイスクリームショップにいます。店内には5種類のアイスクリームがあります。
①バニラ②チョコレート③ストロベリー④ピスタチオ⑤クッキーアンドクリームです。
自分へひとつ、他人にひとつ、選ぶとしたら、それぞれ何番を選びますか?
A, 私の場合は、
自分へは④ピスタチオ
他人へは①バニラ です。
理由: 個人的にピスタチオやラムレーズンの変わり種系が好き。限定の文字に弱いので、ついつい手にとってしまう。バニラを選んだのは、この中で一番、ハズレがなさそうだからです。
ハズレ、というのは言い換えると万人受けするということです。
これを、私は【アイスクリームの法則】と名づけました。
このバニラのフレーバーのように、好き嫌いがわかれない中間的な存在、万人受けするものは世の中に幅広く浸透していて、常に人気です。例えば、ファッション。黒や白のようなカラーは何色とも組み合わせやすく、赤や緑などの派手めなカラーは中々手を出しにくい、という方もいるのではないでしょうか。言い換えてみれば、ベーシックなもの。が世の中には溢れるほど浸透しています。
なぜなら、それは、万人受けするからです。
では、今回のピスタチオのような、珍しい商品はどうでしょう。こちらを買う際にも、ターゲットは幅広いでしょう。ですが、ピスタチオ系のユニークなものは具体的なターゲット(ファン)が絞られるので、消費者の狙いをつけやすい。さらに、他にはない物珍しさにハマる、意外性というところでファンの心を掴み、継続して長く愛用してくれる根強いファンを集客できるというメリットをつくることができます。
これは、一種のビジネス戦略の話での気づきです。
他にはないオリジナリティをどう生んでいくか?を軸にしてアイデアを連想したときの脳内を文字に残したくて、Noteでシェアすることにしました。
私は、生涯ユニークな人で居たいと思っています。みんな一緒が良しとされる、ここ日本では、『出る杭は打たれる』こんな言葉が存在するように、個性が時に、変わり者というネガティブイメージに変化します。
アメリカに住んでいた頃、友達から、「名前がユニークだね!」と言われた事がありました。
ただでさえ人見知りで、英語もままならない当時の私は、苦手なRの発音が入った自分の名前【Yura】を言う機会にことごとく、自信を無くしていました。
英語学習者は通る道です。何度も聞き返された時のダメージは相当大きいものです。自信喪失。そして、いちいち落ち込む私。。
英語の壁にぶち当たっていた私に、トドメを指すように放たれた“ユニーク”の一言。
それはグサッと心に刺さりました。
その一部始終を彼に報告。
すると、「ユニークは最高の褒め言葉だよ。」と
それはネガティブイメージとはまるでかけ離れていて、私に自信と名前への愛着を取り戻させてくれました。
変わってる名前だね、と言われて傷ついた過去も
かわいい名前だね、と褒められて親に感謝した過去も
両方の感情を、同時に思い出しました。
ユニークの定義を英語の辞書で引くと、
: being the only existing one of its type or, more generally, unusual, or special in some way
(同じようなものがほかにあまり見られないさま。めったにないさま。色々な意味において、特別なさま。)
とあります。
日本語ではどうでしょう。
他に類を見ないさま。独特なさま。
少し、意味が異なります。
微妙な捉え方ですが、ここには文化的な違いが隠れていると感じます。
みんなと同じが尊重される日本と、個性を大切にするアメリカ。
英語学習をしていると、こんな言葉の微細なニュアンスの違いを発見します。(これが面白い。)
私は自身の年齢。25。という数字の裏に、年齢以上の経験をしてきたと思っています。
Age is just a number. (年齢はただの数字)
自己紹介の名前の次に来るのは、年齢
の日本の風習も、ハッキリ言ってWhy?です。
そして今では、みんなと違う方向やコト、ものを好みます。あえて他が選ばない、被らない、個性こそが魅力的だと感じます。
みんな違って、みんないい。
『それぞれのもつ、"ユニーク"という宝物を
輝かせる社会を作っていきたい。』
という新たな夢がこの【アイスクリームの法則】から誕生しました。
END
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