メモ・インプット

新人にはメモを取れと言う。
でもメモを取らない新人も多い。
理由は「メモを取らなくても覚えればいい。」だそうだ。
でも頭で覚えるということ、それは頭へのインプットは「1」であるということだ。
記憶をするのにインプット数は多い方がいい。
例えば君が会社員だとする。
収入はそこからだけだ。
ではその会社が倒産したらどうなる?
君は途端に無収入になる。
それが副業を持っていれば助かったかもしれない。 
会社員の1より、会社員+副業の2だったら助かったかも知れないのだ
インプットも同じだ。
頭だけでは忘れるかもしれないけれど、他のインプット方法を取っていれば、それにより思い出せるかもしれない。
例えばかつての恋人の記憶が薄れていても、通りすがりの人の香りでその恋人を思い出すことがあるかもしれない。
「あっ!この香りはあの人の!」と。
子供の頃に悪いことをして叱られて叩かれることもインプットだ。
痛い思いがインプットされる。
もう痛い思いはしたくない、だから悪いことはしなくなる。
仕事も同じだ。
頭に記憶するには耳で聞いているが、手でメモを取れば、それは手の刺激からというインプットになり、口に出して復唱すれば、それは口からのインプットになる。
目で相手の表情を見ながらメモを取れば、相手の表情を見ただけでその内容を思い出すかもしれない。
相手の顔がインプットの入り口なわけだ。
そうしてインプットの数を増やす。
そうすれば内容は頭に定着しやすい。
東大生が未だにノートに書いて勉強する方法を見たことがある。
あの東大生が未だにそんなアナログなやり方をしているのには、そういった理由があると思う。
手で書いて色ペンで書き分ける。
手からの刺激と色の刺激をインプットとする。
ぶつぶつ言いながら書く。
口からもインプットする。
音楽を聴きながらやっていれば、その音楽をどこかで聞いた時に、それがきっかけで内容を思い出すかもしれない。
体を動かしながら勉強していれば、その動きと連動して脳に内容が定着する。
だからその動きをした時に、内容を思い出すかもしれない。
「引き出しを多く持て」と言うが、せっかく引き出しが多くあるのならば、入れるものもたくさん入るはずだ。
せっかくなんだからたくさんインプットしよう。
その引き出しを開けた時、たくさん詰まっていた方が君にとって助かるだろうから。

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エアーマン
ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。