2ndプルの動作を超分解して解説してみた。
この記事ではウエイトリフティングのセカンドプル(以下2ndプル)について解説をします。
ウエイトリフティングの動画を見ていると
2ndプルってかっこいいなーと思うんです。
動作の中で一番力強くて一番迫力があるところです。
日本のトップだとたった55kgしかない小柄な男性が
100kg以上のバーベルを軽々空中に浮き上がらせるんです。
重量級になると200kgを超える重量が挙がります。
生で見るととんでもない迫力です。
その2ndプルは
上でも述べた通り一番力強い動作です。
その力強さとスピードがトレーニングとしても昔から注目され
様々なアスリートがパワーを強化するためにクリーンやスナッチを取り入れてきました。
しかし、2ndプルという動作ははっきり言って複雑です。
見よう見まねではできません。絶対できません。
ただバーベルを股関節あたりで弾いてるだけに見える動作ですが、
実際やってみると全然できないことに驚く方も多いでしょう。
「そもそもバーベルが股関節に当たらないんですが!?」
そんな方はたくさんいますね。
2ndプルを見よう見まねでやるということは
野球でいうと変化球を見ただけでマネようとするようなもんだし、
サッカーだとボールをとりあえず思い切り蹴るようなものです。
上手くいくはずがありません。
変化球を投げるには握り方があるし、ボールを蹴るのもつま先なのか足の甲なのか足の内側なのかなどがあります。
ウエイトリフティングも一緒です。
ただ勢いよくあげたらいいものではありません。
前置きが長くなりましたが
2ndプルの解説を動画と文章でやっていきたいと思います!
2ndプルとはなんのか?
まずは動画解説をご覧ください。
10分程度の動画になっています。
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