見出し画像

フルマラソン挑戦/61と62日目/木が


61日目(昨日)。
3人の少年。幼稚園か小学1年生だろうか。青いあみと虫かごをたずさえて、全員手をあげて横断歩道をわたる。先頭の少年はわたり終わるまで左右を確認し続けていた。自分たちの倍以上も背丈のある草ボーボーの向こう側へ突入する。すぐに見えなくなる。そわそわ。キミたち大丈夫か。ちゃんと道がわかって行っているのか。頼むぞ、あぶないところには行くなよ。そわそわ。私が往復してもどってきたとき、3人の姿ももどってきていた。ほ。



貝塚通往復コース 2往復
75分46秒


∞∞∞∞∞


62日目(本日)。
お仕事のまえに歩く。
貝塚通コースは一本道を行ってもどってくるシンプルなコース。シンプルだけど、ゆるいのぼりくだりの傾斜がダルいジェットコースターのようでのんびりおもしろい。


いつも土手側を歩いていて、途中に人の手で切り開かれた細い道がある。土手より上に住む人たちが不便に感じてつくったものなのだろう。草がむしられ、平らな石のようなものが地面に埋めこまれ、歩きやすいように舗装されている。


いつも立ち止まって眺めてしまう。不思議な光景だ。その細い道の両脇に2本の木が立っていて、それはどこからどう見ても、人が歩きやすいように木がよけてくれているようにしか見えない。すごい。やさしい。左右の木がななめに自分の幹をしならせている姿は今にも「どうぞー」と、こちらに話しかけてきそうだ。すてきな道だけどまだくぐる勇気がない。クモの巣にひっかかりそうで。


62日目。無事終了。
おつかれさまでした。
釧路湿原マラソンまであと一週間。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?