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ロジカルシンキング~ロジックツリー~

ロジカルシンキングの一つ、ロジックツリーとビジネスの活用法について書いてみました。

ロジックツリー

問題の原因解明や、解決策立案のために、問題を論理的に関連した要素ごとにツリー上に分解していく方法をロジックツリーと言います。

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ツリーというだけあって、一つの幹から枝葉がわかれていく様子を図に表したものになります。

そして桜の木なら桜の花や枝葉、松の木なら松の枝葉というように、ロジックツリーもある一つのテーマに基づいて関連のあるものが分かれていきます。

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はて?となると思うので具体例を用いますね。

例えばマクドナルドの売り上げは、

①店内での飲食の売り上げ
②お持ち帰りでの売り上げ
③ドライブスルーでの売り上げ
④UberEatsなどの宅配サービスによる売り上げ

に分けられます。

また、

①店内の飲食の売り上げは

→バーガーの売り上げ
→サイドメニューの売り上げ
→ドリンクの売り上げ

②お持ち帰りでの売り上げは
→バーガーの売り上げ
→〇〇
→△△

というようにテーマごとに要素分解されていくわけです。

※あくまでロジックツリーの考え方の例として挙げています。

これがロジックツリーです。

ロジックツリーの活用法

では分けてどうするのか?
ロジックの活用法には2種類あります。

1,課題、原因を見つける(原因追求型)
▶︎Why型「なぜ〇〇なのか?」を当てはめる。
ただ、漠然と「売り上げが上がらない」と考えるのではなく、「なぜ売り上げが上がらないのか?」と問題を要素分解を繰り返して、根本的な課題や原因を特定する必要があります。

2,対策、施策案を見つける(問題解決型)
How型「どのような方法があるか?」を当てはめる。
▶︎根本の課題が見えたら「この課題を解決するにはどのような方法があるか?」と具体的な施策を分解していきます。どの打ち手が1番有効で採用するべきなのかが、見えてくることになります。

つまり、ロジックツリーの考え方はビジネスにおける課題の発見と課題の解決に役立つのです。

ロジックツリーの注意点 

MECE (モレなくダブりなく)を意識することです。

例えば、マクドナルドのメニューについて
①ハンバーガーの売り上げ
・チーズバーガー
・てりやきマックバーガー
・海老フィレオ

◯サイドメニューの売り上げ
・ポテト
・ポテトM

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と分けた時に、

①ハンバーガーの売り上げの中にフィレオフィッシュが含まれていない(その他メニュー同様)→モレ
②分解要素としてポテトとポテトのMサイズの売り上げが混在している→ダブリ

①のモレや②のダブリがあると結論の精度が下がってしまいます。

つまり、要素分解の過程ではより正確に関係性を分解する必要があるわけです。

有効な対策案を活用するには

このような図を目にしたことはありませんか?

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写真は「よく使うWeb会議システム」の比較表になりますが、ロジックツリーをビジネスで活用する際も、同じ方法が取れます。

根本の原因を特定して、施策を打ち立て、どの打ち手が有効かを考えるとき、このようにいくつかの評価軸で総合評価するのが最適です。

写真では5つの軸で評価していますね。

例えば、売り上げを伸ばす施策がいくつかある場合、

①売り上げへのインパクトの大きさ
②施策の費用
③施策の時間

の、3つの軸に分けて評価したりします。 この中で最も総合評価の高い施策を活用するのが良いでしょう。

まとめ

ロジックツリーには原因追求と課題解決の2パターンの活用がありますが、活用する前にしっかりと要素分解しておく必要があります。

今回はロジックツリーの考え方とビジネスにおいての活用方法について書きました。

ロジカルシンキングにおいて重要となるロジックツリーですが、発言に説得力を持たせるという上でもとても重要になるなと感じました。

いまや、ロジカルシンキングはビジネスマンとして必要不可欠な基礎スキルとなっています。

ぜひ身につけていきたいですね。

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