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#ファッション 記事まとめ

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ファッションデザイナーやブランド、サービスについての考察、コラムなどをまとめていきます。 無料部分でも十分記事が読める有料記事、読み物として面白い宣伝記事は、入れていきます。
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2020年10月の記事一覧

服装は内面の一番外側

皆さん、LEBECCA boutique というファッションブランドをご存知ですか? 題名の言葉はこのブランドの総合ディレクターを務める、赤澤えるさんから頂いた言葉。 私はこのブランドに出会ってから、洋服やファッションへの概念が180度変わったと言っても過言ではありません。 そう聞くとどんなすごいことが起こったのか?!って感じ? 出会いは偶然だけど必然私がLEBECCA boutique に出会ったのは大学1年生の3月。 2016年3月12日。 これは、LEBECC

ピンクはいったい誰のもの?身につける人の性別を問わないアンダーウェア「REING Underwear」に新色・ピンク登場。

2020年11月4日(水)に、REING Underwearの新色「Limitless Pink(リミットレス・ピンク)」をオンラインストアにて発売します。 性別の区別がないジェンダーニュートラルなデザインが特徴のアンダーウェア。今年2月の発売以来ニュートラルなカラーをライナップしてきましたが、新色を開発するにあたって多くの人々がジェンダーバイアスを感じる色の一つであると回答した「ピンク」をこのたび新色に迎えました。 「もっと自由に、誰もが性別問わずピンクの多面性を楽しめ

「“気持ちよさの解像度を上げる” 生理用吸水ショーツ制作秘話」 #EMILYWEEKここだけの話 vol.3企画 村井亜弥

「JOURNAL STANDARD」や「IENA」などのファッションブランドを運営するベイクルーズから生まれた「EMILY WEEK(エミリーウィーク)」。生理週間を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添ったライフデザインを提案するブランドです。 ブランド設立から3周年を記念し、このnoteシリーズでは『EMILY WEEK # ここだけの話』と題して、EMILY WEEKの今までとこれからをチームメンバーに尋ねます。 第3回は、10月23日から発売開始されたオリジナル

3Dスキャンで採寸する「STAMP」のデニム、1年間はいてみた。

無人の試着室にて全身を3Dスキャンで採寸すると、後日ぴったりサイズのデニムが届くという「STAMP」。これがかなり斬新な体験だったという話を昨年末に書いた。 先日、中の人にお誘いいただいて、「STAMP」というデニムブランドのお店に行ってきました。お店と言ってもただのお店ではなく、そこにあるのは見本のデニムが何本か置いてあるのと、身体の採寸をする小部屋があるのみ。 だが、肝心のデニムが届いた後の話をしていなかった。ちゃんと今年のはじめに届き、1年弱の間、愛用している。

小学生でも分かる|良い靴下の見分け方!!自社基準をもとに解説します㊙︎

その①リブ編みを選ぶ良い靴下は☞ ダブルシリンダー(リブ編み機)で上下に糸を引っ張って編むことによりリブ(凸凹)がつくられている。 ※解説 どうしても専門的になってしまう編み機へのこだわり。我々が一番こだわっている"ダブルシリンダー"という言葉が全く意味を持たない(涙)。リブというワードでさえギリギリと思いながら使っています。リブだからダブルシリンダーだから何がいいのか!?ものづくりが難しくこの編み機を使いこなす為に必要とされる高度な技術……。それをみなさんに押し付ける

日本にも欲しい、大人が納得できる「モード」で「サスティナブル」なレンタルサービス

今まで「レンタル」というとダサくて古臭い、人にバレたくない、冠婚葬祭ですか?、みたいなところがあったけど、モノよりコト消費、と言われる昨今、着飾る楽しみ方も多様化してきた。 「シェアリングサービス」とか「サブスクリプション」と言うと、多少は今っぽくなるのだろうか(それすら古い?)?  デザイナーズブランドにおけるレンタルサービスの草分け的存在であり、時価総額10億ドルにまで成長したユニコーン企業、と言えば「Rent the Runway(レント・ザ・ランウェイ)」だろう。2

チュールスカートの生みの親、ディレクターと話してみた。

LA BELLE ETUDEのアイコン的存在ともいえるチュールスカート。たっぷりのボリュームと絶妙なカラーのチュールスカートをきっかけにETUDEを知った人も多いはず。 今回はLA BELLE ETUDEのチュールスカートがどのようにして生まれたか、ディレクターに秘話を伺いました。 01.チュールスカートの原点ーETUDEでチュールスカートを作り始めようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか? 元々海外スナップをスタイリングの参考にすることが多く、コレクション時に撮影

スノーピークの「アウトドア着物」を買ってみたらすごく良かった

あのアウトドアブランドのSnow Peakが「着物」を作ってるって知ってますか。 その名も、どストレートに「アウトドア キモノ」。カタログとか見るとたしかにかっこいいような気もするけど、こんなの誰がどこで着るんだよって思わないでもない。 正直、かなりハードルは高い。モノはいいんでしょうけどね。 ・・・・ ・・・・・・・ なんて思ってたら、この前Snow Peakの路面店に行ったときに見かけたので試着してみた。 全然ありではないでしょうか。 保温素材と防水素材を使

お出かけの時に、お洒落に見える靴下

実際悩みません? 特に男子。お仕事であればスーツ用に暗めの靴下選べばいい。ちょいオメカシししてお出かけの時って何履いたらいいんだ??それをズバッと解決する靴下を考案したい!というのがきっかけの企画でした。女子であればここぞっていう時の靴下は沢山あるようです。例えば…「レース柄」「キラキラ光るラメ」「肌が透けるシースルー」だそうです。なるほどなるほど、ちょっといつもより違うしナチュラルコットンといった靴下より明らかに違うし特別感ある。ん?じゃあ男子は?うーーーん、よし男は黙って

2020年GUCCI,TWINSETを例としたイタリアファッションと経済の変化について。

インスタから飛んで来て下さった方、有難う御座います。 なかなか、インスタグラムで僕はいつも長い文章を書きますがこれはもう入らないしカットしたくない事が多すぎて。 ですので、ナレッジシェアをしたいと思いました。 イタリアの経済の記事からの抜粋と僕の考察を混ぜた記事にします。 まず、記事の見出しは<SECOND HANDS>と書かれてました。 つまり、「中古市場」という事です。 日本は、中古市場は昔からありますよね。40歳の僕が小さい時にも すでにリサイクルショップ

ジーンズは不良ファッションだった

  イラストエッセイ「僕の昭和スケッチ」32枚目 <画/© 2020 もりおゆう 原画/水彩 サイズF5> 「ジーパンってカッコいいな…!」 そう思って子供の頃にジーパンを親にねだると「あんなものは不良の履くもの!」とにべもなくシャッターが降りた。 「ジーパンは汚れや傷みに強く、我が家の家計にもピッタリなのに何故?」と思ったものだ。だが、確かに昭和30年代に小学生だった僕達の世代では、ジーパンを履いている小学生はまだまだ非常に珍しかった。 私の場合はクラスにアメリカ人