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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2022年1月の記事一覧

【市場レポート】音声マーケティング最前線2022/資料DLを公開しました

こんにちは、オトナルの八木です。 2022年も激動の予感の音声領域ですが、本年も頑張っていきたいと思います。 今年も弊社オトナルからは、昨年以上に色々な音声×マーケティング領域の可能性を広げる新しい取り組みが発表できそうであれこれ準備をしています。 …で、そんなこんなで2022年に入り楽しくお仕事していたら、1月も最終日になっていました。 (キングクリムゾンのスタンド攻撃で時をぶっ飛ばされるブチャラティチームの心境がよくわかるぞ…:詳細はジョジョ5部をどうぞ) 音声市場や音

PR視点のブックレビュー:蛯谷敏著『レゴ 競争にも模範にも負けない世界一ブランドの育て方』

7歳の我が娘はずっとレゴファン。幼い時は幼児用の「レゴデュプロ」に親しみ、今はもっぱらレゴを代表するシリーズとなった「レゴフレンズ」をネットフリックスで観てはブロックで遊んでいます。そして僕自身も子供の頃からのレゴファンであり、レゴはまさに僕たち親子の「共体験」なわけです。 さて、レゴと言えば、言わずと知れた世界一の玩具メーカーです。1916年にデンマークで創業し、現在は2万人を抱える非上場の一大グループですが、一方で同社は、幾度もの経営危機を乗り越えてきたことで知られてい

ロイヤルティプログラムこそブランドの“らしさ”が見える!FABRIC TOKYOメンバーシッププログラムを解説

2022年1月26日にFABRIC TOKYOが、業界で例を見ないメンバーシッププログラム(ロイヤルティプログラム)をプレローンチしました。プレスリリースとメルマガを拝見して、利用している私(ユーザー)目線で面白いなと思い、マーケティング目線では秀逸だと感じました。 この気持ちが熱いうちにバッ~とまとめてみました。 ※ちなみに、本記事は広告記事ではありません。 高まるロイヤルティプログラムの重要性と課題B2C向けのブランド・企業において、CX(顧客体験)高めることは戦略の

止まらない「サブスク」の波!

column vol.545 ここ最近、「サブスク」についてのトピックスが多かったので筆を取らせていただきました。 ちなみにですが、サブスクとは「サブスクリプション」の略です。 「定期購読、継続購入」を意味し、商品やサービスを所有・購入するのではなく、一定期間利用できる権利に対して料金を支払うビジネスモデルを指します。 英語圏では新聞、雑誌の定期購読などで古くから用いられている言葉です。 分かりやすい例で言うとNetflixですね。 私の中でこれまで一番の衝撃だっ

社員・メンバーにおもしろいアイデアを考えてもらうためのワークショップにするための、3つの仕込み(2/3)

こちらの続編です。だいぶ続編が遅くなってしまった、、第二回は<当日設計>今までにないアイデアを思いつく思考のステップを辿らせる、です。第二回もよろしくおねがいします。 👇 前回はこちらワークショップをやる意味=視点を交換する設計の話をもう少し細かく書いていきたいと思います。まず最初にそもそもワークショップとはという話からしてみます。 そもそもなぜワークショップなのか?それは集団のほうがアイデアづくりには向いているからです。 革新的なアイデアは一人のほうがいい、という

コンビニ観察。〈ファミリーマートRN編〉

みなさまごきげんよう、デザイナーのうらうらです。 2022年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始、家の近くにあるファミリーマートをちょくちょく利用していました。ファミリーマートのプライベートブランド(以下PB)がリニューアルされたことはニュースで知っていましたが、実店舗で入れ替わりの途中を目撃し、新旧デザインを見比べることができたのでリポートしたいと思います。 ファミリーマート観察。去年10月、ファミリーマートは「お母さん食堂」と「ファミリーマートコレクション」を

「大手でも小規模でもない中堅企業は市場で埋没しがち」 #マーケの落とし穴 06

業界において、売上や組織規模が最大級規模でもない、でも、小規模とも言えない。そんな中規模な中堅企業には、中堅企業なりの悩みがあります。 中規模な中堅企業は、“市場におけるポジショニングが中途半端になりやすい”という構造的な問題があり、今回はその対処について。 *説明がしやすいので、この記事ではBtoBサービス企業を念頭に説明します 大手ほど総合力に説得力がなく、小規模な会社のようにニッチにも振り切れない中堅企業の難しさ 企業の規模に応じたポジショニングのセオリーパター

Nike vs Adidas に学ぶ 小売 x ブランド x デジタル 最前線

2015年頃に本格化したNikeとAdidasの戦いは凄まじいものでした。コラボレーションによる製品開発、SNSを活用したデジタルマーケティング、OMOにD2C/DTC… いま話題のトピックがカバーされており、メーカーや小売業におけるデジタル戦略を検討するうえで非常に優れた教材となります。 両社の歴史は非常に長いものの、筆者は2015年がひとつの転換点だったと考えています。ほぼすべての若者がスマホを持つようになったタイミングに、Nikeからスマホアプリ『SNKRS』がローン

「創業期の“強み”は過去ではなく未来に求めよう」 #マーケの落とし穴 05

会社の創業期は、0→1の生みの苦しさを味わい、過酷なプレッシャーにさらされ、経営者をはじめ多くの人が不安の大きな時期です。 事業が立ち上がっていない創業期は、事業のお金がまわるかどうか不安な最大の危機でもあるのですが、見方によっては、過去からの慣習や、さまざまなやり方を変える最大の機会でもあります。 今回は、そんな創業期に「自社の強み」を設定する際の機会と落とし穴について。 創業初日の「会社の強み」は、創業メンバーの能力・経験・信用しかないよほど優れた企業の子会社として

サイボウズ×サツドラHD代表に聞く「トップの言葉をいかす広報戦略」とは #等身大の企業広報

「めざす企業や社会を創るため、何をどう世に伝えるか。手段ではなく、目的が第一」と、サイボウズ代表取締役・青野慶久さん。 「震災やコロナ禍の非常時に、自社の社会的な役割と自らSNSで発信することの意味がみえてきた」とは、サツドラホールディングス代表取締役社長兼CEO・富山浩樹さんの言葉。 上場企業のトップでありながら、カジュアルで攻めた情報発信をしている経営者おふたり。その姿勢が社内の「ひと」を動かし、従業員によるオウンドメディアやSNSでの発信が注目を集めています。 毎