2023年5月の記事一覧
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106914947/rectangle_large_type_2_222b5fcde63098f2b884f2cfe7675856.jpeg?width=800)
《今君が"そこ"にいることを 僕は忘れないから》 BUMP OF CHICKEN、「be there」ツアーファイナル公演を振り返る。
【5/28(日) BUMP OF CHICKEN @ さいたまスーパーアリーナ】 BUMP OF CHICKENにとって、そして僕たち一人ひとりのリスナーにとって、ライブとは何か。先に結論から書いてしまえば、この日の公演は、その問いに対する確信をお互いに深め合うような、あまりにも輝かしい時間・空間となった。 僕自身、今まで数え切れないほどBUMPのライブを観てきたけれど、その本質が、これほどまでに深く鮮やかに浮き彫りになったのは、今回のツアーが初めてだったかもしれない。も
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106602255/rectangle_large_type_2_5b92e1d42306b98c16a269fa72b7d4e8.png?width=800)
interview Antonio Sanchez:"Shift"で示したプロデューサーとしての進化とメキシコ人としてのルーツ
アントニオ・サンチェスといえば、2010年代以降のパット・メセニーの音楽に欠かせないパットの音楽の最重要パーツのひとつであり、世界最高のジャズ・ドラマーのひとり。 そんなアントニオは映画『Birdman』の音楽を担当し、そこから徐々に音楽性が変わってきた。 ドラムだけで様々なシーンの感情や意味を表現した前代未聞のサウンドトラックだった『Birdman』での作業はアントニオ・サンチェスに作品を作りこむことの魅力を発見させることになった。その結果、ひとりで多重録音と編集を駆使
¥250
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106053807/rectangle_large_type_2_4aa79a7f0b404cfd87a197c71f70e2e1.jpeg?width=800)
interview Gretchen Parlato:極上のデュオで紡ぐ「まずは自分自身を見つめてみる」ための歌
前作『Flor』はなんと10年ぶりのスタジオアルバムだった。ついにグレッチェン・パーラトが動き出した!と思っていたら、間髪入れずに2作目『Lean in』が発表された。 グレッチェンは2010年代のジャズの隆盛を支えた最重要人物のひとりだ。彼女のリズムのアプローチの確かさやその表現の豊かさは「声」を必要としたジャズ・シーンに不可欠なものだった。だからこそ、グレッチェンの参加作を聴いていれば、現代ジャズの重要アーティストに出会うことができた。 そんなグレッチェンが自身の音楽
¥250