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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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#ビジネス

「1塁打」を狙う日本のVCに、存在価値はあるのだろうか?

日本のスタートアップや VC は、本気でホームランを狙っているのか? 大半のプレイヤーがスモール IPO で満足しているのではないだろうか? 日本のスタートアップ界隈は、皆、「1塁打」を狙いすぎだ。 起業家のビジョンも小さいし、投資家のレベルも低い。その上で、いやしくてつまらない「界隈意識」と、くだらない「同調圧力」によって、「仲良しこよし」で小さくまとまっている。その生ぬるさと閉塞感には、正直言って辟易している。 本来、スタートアップとは「100社に投資して、1社が大

PeopleX、創業してから4ヶ月半が経ちました。シードフェーズの卒業

PeopleXを創業してから4ヶ月半くらいが経ちました。駆け巡ってきた4ヶ月でしたので、定点観測がてら書いています。丁度昨日、第1回の株主報告会となり、明確にシードフェーズが終わりました。 この4ヶ月間でやったことPeopleWorkリリース まず8月1日にエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」をリリースしました。 コンパウンドSaaSの初期構築は、単一SaaSよりも非常に難易度が高く、今後このデータベース上で100以上のSaaSアプリケーショ

PeopleX、シードラウンド16.1億円の資金調達の裏側

この度、PeopleX社はシードラウンドにて16.1億円の資金調達を完了致しました。 創業間もなく、当然ながら売上0円段階である当社に対し、これから創る未来を信頼して頂いた事に心からの感謝と、重責を社会価値に転換していきたいと思います。 資金調達の裏側創業以前から、前職時代にお世話になったベンチャーキャピタル様にご挨拶も兼ねて、御食事の機会やお話の機会を頂きました。 自分自身、事業経験は長くとも、自ら起業してのファイナンス経験はないため、先輩方に素直に現状をお伝えし、ま

お金をかけずに採用サイトを作ったけど、めちゃくちゃ効果があった話

採用サイトを作るのにはお金がかかると思われていたりします。 お金をかけてカッコいいサイトを作らないと、いい人が来てくれないのではないか? でも、そんなことはないんです! お金をかけなくてもきちんと充実したものを作れば、すごく効果があります。なんなら、たっぷりお金をかけて作った見栄えのいいサイトよりも効果が出るんです。 コストをかけなくても採用力は上げられる特にシード期の会社や2〜3人ほどの小さな会社にとって、採用というのは言うまでもなく重要です。でも「お金がかかるから

事業に失敗しつづけた末に編み出した「IR1000本ノック」が、かなり効果的だった話

僕は2018年にPLEXという会社を立ち上げました。それから5年、メンバーは200人を超え、今期の売上は30億円を見込んでいます。資金調達は今のところしていませんが、新規事業への投資ができるぐらいの利益も出ています。 まだまだ「大成功!」とまではいえませんが、この先の大きな成長を見据えられるぐらいには、安定して伸びてきました。 ただ、僕自身は決してビジネスセンスがあるタイプではありません。実は学生時代も含めると4つほど、「なんとなくいけそう」と感覚で事業を作っては、伸びず

0→1フェーズにおけるプロダクトデザイナーのビジネスへの貢献方法

ごきげんよう!SmartHRプロダクトデザイナーのこぎそ(@kgsi)です。 SmartHRで2023年前半から開発に携わっていた「キャリア台帳」が、2024年2月8日についにリリースとなりました。 「キャリア台帳」は、SmartHRで収集した部署や役職、評価推移、スキルなど、タレントマネジメントに必要な従業員情報をまとめて確認できる機能です。今後タレントマネジメント領域を攻めていくSmartHRとして、欠けていたピースを埋める重要なプロダクトとなります。 さて、このプ

【Pacific Meta創業秘話】〜"お葬式"から"ブロックチェーン"へ〜 20代で2回目のスタートアップ起業でWeb3領域を選んだ理由

Pacific Metaの代表取締役CEOの岩崎です。 実は今回が初のnote執筆になります。 私はスタートアップ大好き人間です。 現在28歳になったのですが、2度目のスタートアップをしています。 エンジェル投資家としても活動しており、40件を超える投資先がいます。 自分で経営をするだけでなく、様々な起業家とコミュニケーションを取ってきたので、20代の経営者の中ではスタートアップの生のデータをかなりの数見てきた自負はあります。 企業の栄光と挫折も数々見てきましたし、何をし

AppleとGoogle、エコシステムの違いと「デフォルト」の優位性【Off Topic Ep151】

アメリカを中心に最新テクノロジーやスタートアップビジネス情報を広く深堀りしながら紹介するポッドキャスト「Off Topic」。このnoteでは、番組のエピソードからトピックをピックアップして再編集したものをお届けする。 今回は「#151 AppleのThe Next Big Thingsは何か?パート1」から、Appleのエコシステムと「デフォルト」の優位性について。年間売り上げが約51兆円に達したAppleだが、イノベーションを起こすのはそんな同社ですら難しい。だからこそ

「SaaSって何?」からはじめる異世界事業戦略

はじめに2022年7月9日、カネコデラックスは3度目の寅年誕生日を迎えました。 その数日後、いわやん(弊社YOUTRUST代表 岩崎)のSlackにこんな書き込みが。 そうなんです。約1年ほど前にあたる2021年7月13日に、私カネコデラックスは、YOUTRUSTへの転職の意思決定をしたようです。サイバーエージェントに勤めて10年、そして、35歳という節目に、新たな可能性にチャレンジしたいという意志を固めた結果だったのだと思います。 入社当時の想いはこちらの記事に。 せ

【ついに法改正!!】電動キックボードとベンチャー/スタートアップについて。世界中で広がるマイクロモビリティ!!注目は脱炭素とコンパクトシティ!?

こんにちは!PreVenture編集部です! 4月19日に電動キックボードに関する法改正が行われ話題となりました。結果的にこれまでに比べて規制が緩和され、電動キックボードがより簡単に利用できます。実は、電動キックボードがより利用しやすくなることで、ベンチャー/スタートアップ周辺にも大きな影響をもたらします。法改正による今後の影響はどのようなものなのか、また世界中で電動キックボードが広がる背景についても解説します。 今回の法規制でできるようになったこととはまずは今回の法改正

攻めと守りのバランスを意識し、さらなる成長へ──FIREBUGが新経営体制に移行した狙い

攻めと守りのバランスを重視し、さらなる成長へ──7期目に入り、新経営体制に移行するとともにミッション・ビジョンも刷新しました。 佐藤:FIREBUGを創業した7年前と比べて、エンターテインメント業界を取り巻く環境は大きく変わりました。YouTuberを筆頭にSNSをベースとしたタレントも多数生まれるようになり、エンターテインメント業界のビジネスモデルはテレビ中心からSNS中心になるなど、芸能事務所などは変革を余儀なくされています。 そんな“個の時代”において、最も重要なの

ハイブリッドワーク時代におけるコミュニケーション術とは?CanvaとNotionがおすすめするチーム活用方法【Canva × Notion 対談#2】

「誰でも自由に作りたいものが作れる世界」を実現するプロダクト、CanvaとNotion。両社の日本代表による対談企画を3回に分けてお届けしています。記念すべき第1回目では、ローカライゼーションの大切さについて語り合いました。 第2回目となる今回のテーマは、ハイブリットワーク時代におけるコミュニケーション術、そしてCanvaとNotionの「チームユース(チームでの活用方法)」です。 日本ではなかなか浸透しないと言われてきた、テレワークとオフィスワークを組みあわせた働き方、

ピッチ大会優勝時、あえてやらなかった10のこと【ワークシート付き】

Nice to teeth you! Oh my teeth CEOのMakotoです。 ▼読んでくださった方の感想 今朝の公開後、早速うれしい感想をいただけたので、紹介させてください。 めちゃくちゃ良いnoteですね ピッチコンテスト出場の参考に! 【資料付き】ピッチ

株式市場の調整がもたらすスタートアップへの影響

TAKA(@Murakami_Japan)です。米国の利上げによる長期金利動向を背景に、米国でハイテク株の株価調整が始まり、日本でも昨年11月以降新興企業の株価調整が一気に進みました。株式市場ですから、一定のボラティリティがあることは前提ですし、それ自体は長い目で見れば目新しいことではないでしょう。ただ、株式市場の動向がスタートアップへどのような影響をもたらすかはまた別問題です。単なるボラティリティに留まらない可能性があります。今日は2022年を占う意味でも、昨年末からの調整