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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2021年10月の記事一覧

「BASE」と「Pay ID」 - 強いECプラットフォームになる為に、マーチャントとカスタマーでブランドを分ける事にした。

BASEで代表を務めている鶴岡です。宜しくお願いします。 年始にBASEからnoteさんに投資させていただいたタイミングで、今年はいっぱいnote書くぞ!とお気に入りのドメイン(ドメインの使い方勿体ないので今後変えるかも…)も設定し気合いを入れてたのですが、その後特にネタもなく今更になってしまいました…! 今回はタイトルにもある、僕たちが作っているサービスのブランドに関して大きな意思決定をしたのでユーザー様へのご説明も含めその背景について書きたいと思います。 概要・詳細は

2歳半の娘とスタートアップで働く父のお話

わが家の娘は昨日で生後30ヶ月を迎えた。ふと、2歳半は月齢で見ても節目だということに気づき、せっかくなので最近思っていることを書き留めておこうと思い筆を進めている。 2歳半の娘は、もう赤ちゃんと呼ぶにはデカイし重いし生意気(92cm 16.2kgなので特にデカい、ペラペラ喋る、良く歌う)で、子供と呼ぶには幼稚すぎる(オムツだし、何でもヤダヤダだし、一人じゃ寝れない)、ただそれが絶妙に愛おしい月齢だ。 2歳を過ぎたあたりから、子供は一気に感受性が豊かになる。言葉を理解し、自

ソーシャルVR国勢調査2021 (Nem x Mila, 2021)

メタバースでのユーザーの生活実態を明らかにするため、世界規模で行った大規模アンケートの回答1,200件を分析しレポートを無償公開しました。VR恋愛(お砂糖)やファントムセンス(VR感覚)など、ソーシャルVRならではの実態に迫りました。ぜひ感想をお寄せください。 ※English portal here ※2021/11/13追記:国際技術会議「VRDAYS EUROPE 2021」で発表しました ※2022/5/1追記:朝日新聞グローブにデータ提供しました ※2022/5/

コロナ収束に向かうなか、100人のスタートアップが「今後もフルリモート」を意思決定した話

ミラティブの赤川です。すっかり寒くなりましたね! 東京のコロナ感染者数が今年最低値を迎えた10月第2週。医療従事者の方々はじめ、たくさんの人の努力で収束に向かっているのは本当に喜ばしいことです。 そんな中、逆張り的なのかわかりませんが、「ミラティブ社は今後も原則フルリモートで運営する」宣言を社内にしました。 今後のコロナ状況や、噂されている「第六波」が来るかどうかに関わらず、フルリモートの方が今後も生産性高く事業推進できる、という判断です。 *当社の事業態や組織がそうであ

PMF後のプロダクトマネジメント (1/3)

プロダクトに関する仕事はすべて平等ではありません。当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、あなたは次のような問題の一つを何らかの形で経験したことがあるでしょう: ・バージョン0.0、低スコープ、不完全な製品体験がたくさんある ・PMに「セクシーではない」が重要な仕事をさせるのが難しい ・成功よりも新機能の出荷に重点が置かれている ・製品の表面積が大きすぎるため、チームの動きが遅い ・すべての開発の成功が、単一の指標(NPSなど)で測られている ・技術的負債

SmartHRからのMBOと約2億円の資金調達を実施。初体験が大盛りな話。

はじめまして、kickflowの重松(@taitodada4)と申します。初noteです。 先程こちらのプレスリリースを出したのですが、36歳にして初体験が大盛りでした!  📝  MBO後もkickflowの運営メンバーや提供サービスに変更はございません。投資家であるHeadline Asia、mint、GREE Venturesの3社とともに、 これまで以上にプロダクトとサービスを成長させていきます! いろんな有益情報がシェアされる昨今ですが、「スタートアップのMBO

VoicyFes開催を前に、ネットサービスが大型イベントをやる意義について語る【声の履歴書 Vol.63】

こんにちは。Voicy代表の緒方です。 この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。 今回は開催が迫っている大型イベント「VoicyFes’21」について書いてみます。 日本をもっとワクワクさせるために VoicyFes’21は、5日間にわたってVoicyで活躍中のパーソナリティが集結し、ユーザー参加型で声の魅力が体感できるライブイベン

アントラーズと子どもたちの未来を一緒につくりたい。3億円を掲げたクラウドファンディングに挑む想い

今年10月1日にクラブ創設30周年を迎えた鹿島アントラーズは現在、クラブハウスの近隣にアカデミーの専用グラウンド「アカデミーフィールド(仮称)」を新設するためのクラウドファンディングを実行中です。 目標支援金額は3億円。なぜ今、アカデミー専用のグラウンドをつくるのか。3億円という大規模クラウドファンディングに挑戦する理由、そして本プロジェクトが掲げる「アントラーズの未来をみんなで」にこめられた想いとは――? 公開中のプロジェクトの舞台裏に迫るべく、元日本代表で、現在は鹿島

メタバース: As content, as a platform, as media

メタバースが激しくバズっている。 根拠のない期待が膨らみ過ぎ、来年あたりにはバブルが弾けるのではないか。 何も起きないまま、話題だけで地に沈むにはあまりに惜しい。 本稿は、今後も粘り強く挑戦してくれる方々のために、なぜ今メタバースが話題になっているのか、今後どのように推進すべきかにつき、少しでも解像度を上げることに貢献できればと思って書いた。 本質に迫るためには、ゲーム論を拡張するのが最も効率的と考える。 ゲーム業界の方は、これを純粋にゲーム論として読んでいただければ結構。

医療・研究分野の資金調達をサポートするキュレーターの“守り”の視点と“攻め”の戦略

READYFORには「キュレーター」と呼ばれるポジションがあります。 キュレーターとは、クラウドファンディングの実行者に伴走し、プロジェクトの立案から終了まで、成功に向けてサポートするプロジェクト専属担当者のこと。 “READYFORらしさ”を体現する、組織の中核ともいえる重要なポジションですが、裏方ゆえ、キュレーターが日々どんな戦略を立て、何に苦悩し、どのようにプロジェクトを成功に導いているのかは、あまり知られていません。 あのクラウドファンディングのムーブメントはいか

「全員採用」で大切な、みんなが参加しやすい仕組みづくりの話

こんにちは。GaudiyというエンタメのDXを推進するスタートアップで、人事・広報を担当している山本(@hanahanayaman)です。 先日、YOUTRUSTさんの「ソーシャルグラフ採用」をテーマにしたウェビナーに登壇する機会をいただき、その内容がイベントレポートとして公開されました。(貴重な機会をありがとうございました🙏) そのなかで「スタートアップだからこそ、採用で意識しているポイントは?」という質問をいただき、改めていままでの採用活動を振り返ってみて思ったのは、

僕が「NOT A HOTEL」を始めた本当の理由

先日、ようやく「NOT A HOTEL」をリリースして、少しホッとしているところです。 「NOT A HOTEL」とはなにか? それは、自宅にも、別荘にも、ときにはホテルにもなる、まったく新しい暮らしの拠点です。 僕らが描いているのは「世界中にあなたの家を」という世界観。 地球上のあらゆる場所に「NOT A HOTEL」をつくって、自分の家が世界中にある状態がつくれたら素敵だな、と思っています。 住宅の「D2C」を実現するNOT A HOTELで特徴的なのが、各部屋

資金調達はストーリーで行う時代:金融機関と創業者の力関係の変化(1/4)

変化するテックIPO投資銀行は、IPOする企業を着飾り、GAAP会計などのマナーを教え、投資家訪問に連れ回し、最終的には社会にデビューさせます。 このような役割を何十年にもわたって担ってきた投資銀行ですが、ここ数年、この仕組みが崩れ始めています。すべての分野ではありませんがーーほとんどの分野で投資銀行は未だに同じ役割を果たしていますーーテック分野では投資銀行の重要性と役割が縮小し、コモディティ化しています。 歴史的に見ても、資金調達は困難であり、公開市場の投資家は新しく上

franky始めました!

こんにちは。赤坂( @yuakasaka )です!今年に入ってから少しずつ発信を増やしているのですが、frankyというスタートアップをまた西川さん(@junnishikawajun )と始めています。 frankyはより豊かな暮らしを届けるためのブランドとそれを届けるサービスをつくる会社です。アパレルではストリートブランド『WIND AND SEA』、インテリアではバイオエタノール暖炉『EcoSmart Fire』、ペットでは愛犬のための定期便サービス『Qualum』、食