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貧乏すぎて宅浪→慶應義塾大学に合格した話 【大学受験・浪人】
はじめに
はじめまして!ななです。
今日note始めたばかりの20歳大学生です。
私は現在、慶應義塾大学文学部の2年生として生活しています。
いきなりですが、
私は1年間の宅浪経験を経て、慶應義塾大学に合格しました。
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私はもともと北海道大学という国公立大学を目指していて現役の時に受験したのですが、見事落ちてしまいました。
それで1年間宅浪して慶應に受かりました。
これからnoteにて、
・宅浪からどうやって慶應に受かったのか
・慶應生はどんな生活をしているのか
などなどいろいろ発信していきたいと思います!
宅浪で慶應に受かった具体的な方法については⬇のマガジンにまとめているので、ぜひ読んでみてください!
それでは今回はざっくりと宅浪から慶應に受かった合格体験記を話していきます!
よろしくお願いします✨
現役時代:北海道大学を受けるも惨敗……
まずは現役時代の話から。
私の通っていた高校は愛媛県にある某県立高校で、偏差値はだいたい66ぐらいでした。
いわゆる自称進学校ってやつです。
これは地方の自称進学校あるあるだと思うんですが、自称進の先生って地元の国公立大学をめちゃくちゃ勧めてくるんですよね。
それで、私も私の周りの友達も、高2ぐらいからそういった高校の風潮の影響を受けていました。
でも、なんというか同調圧力が嫌になって、高3の春にこう思ったんです。
地元なんかじゃなくて、北の大地行ってやらぁ!!
今思うと、恥ずかしくて死にそうなほど当時はなかなかトガってました笑笑
結果は惨敗
そして北海道大学を目指して1年間勉強したわけですが、結果は惨敗でした……
共通テストの点数は全体でちょうど7割、
二次試験の点数は開示されませんでした。
自分なりに勉強法や勉強計画について調べていたんですが、それに囚われすぎて勉強時間が足りなくなったのです。
宅浪時代:軽いうつ状態のまま勉強継続
私は北海道大学一本で受験してたので(バカすぎる)、落ちた後迫られた決断は、
A.1年浪人するか
or
B.大学進学を諦めて就職するか
という2択でした。
私は半ば消去法的に浪人する道を選びました。
実際は、燃え尽き症候群のような無気力状態に陥っていて、
「これからまたあの地獄のような受験勉強をしないといけないのか……」
と思うと、ますます気分が落ち込みました。
また、浪人したいということを親に言った時、こう親に言われました。
「浪人はいいけど、うちお金無いから予備校になんて行かせられないからね」
この言葉もまた私を落ち込ませました。私の両親は共に障害を持っており、収入が低かったのです。
結果、私は宅浪という道を選ばざるを得ませんでした。
しかし、宅浪という選択をしたおかげでアルバイトをする必要までは無かったのでそこは不幸中の幸いというべきでしょうか。
4月︰奨学金を狙って慶應志望に
貧乏ならどうして今慶應に通えてるんだ!と思った方もいるかもしれません。
実際、私の両親の経済力では慶應の学費も出せませんし、受かったとしても通えなかったでしょう。
しかし、私は慶應の奨学金制度を見て賭けに出たのです。
慶應義塾大学には「学問のすすめ奨学金」という奨学金があります。地方出身者で一般受験を合格した人に年間60万円ほどの給付奨学金が受給されるのです。
この学問のすすめ奨学金と日本学生支援機構の給付奨学金を使えば、
私のような貧乏な家庭の人でも、慶應に通えるということが分かったのです!
そして私は慶應合格に向けて勉強を始めたのでした。
しかし!
4月頃は未だに燃え尽き症候群が続いており、勉強しようとしてもなかなかエンジンがかかりませんでした。
何となく勉強して何となく眠りにつく日々を繰り返していました。
4月にやってた勉強と言えば、現役時代に使ってた参考書の内容をもう一度振り返ることぐらいしかしてませんでした。
6月︰孤独感と不安で病んでしまう
宅浪生活は主に、自宅と自宅の近くにある図書館を往復する毎日でした。
予備校には通えませんでしたが、オンラインで勉強計画だけを立ててくれる塾に入り、勉強面ではそれほど苦労していませんでした。
しかし、宅浪生にとっての最大の敵が6月頃になり、やって来ました……
それは孤独感です。
人間は社会的動物だと言ったのはアリストテレスですが、人間は孤独を極端に恐れる生き物です。それは孤独だと死ぬかもしれないという本能が働くからです。
そして、宅浪生はやばいほど孤独なのです。
高校の同級生たちは無事に大学に進学し、インスタなどを見るとキャンパスライフを謳歌していました。
それに対して、私は一人で黙々と勉強しているだけの毎日です。
そりゃあ心も病みます。
私は6月頃になると、孤独感と将来に対する不安感で毎日泣いてました。
よく勉強の合間にamazarashiの『1.0』という歌を聴いて泣いてたのを覚えています。
私は毎日毎日、沈んだ気持ちで勉強を進めました。
勉強をしていると、孤独感や不安感を感じずに済むので勉強時間自体はそれほど減りませんでしたが、やはりメンタルは相当この時期にやられていました。
9月︰感情が無くなる
6月、7月、8月と鬱屈した毎日を送っていました。
無気力になって一日中アニメを観ていた日も何日かありました。
でも、9月頃になるとだんだん気持ちが安定し始めてきました。
それは気持ちがポジティブになったのではなくて、感情が無くなってきたのです。
まるで凪のような心持ちでした。
それはもしかすると危ない状態だったのかもしれませんが、余計な感情に邪魔されることが無くなったおかげで勉強は捗るようになりました。
勉強の方では、この頃から慶應の過去問を解き始めました。
慶應文学部の入試科目は、
・英語
・日本史or世界史
・小論文
の3つです。
どれも解き始めた頃は全然手応えがなくて、本当に受かるのかどうか分かりませんでした。
でも、あまり感情を動かされずに勉強を進めていきました。
1月︰また盛大に病む
入試直前期の1月になると、また盛大に病み散らかしました。
確かたまたま親ガチャや経済格差云々の記事をネットで見て、
「自分はやっぱり弱者なんだ……幸福になんて生きられないんだ……」
と思い詰めてたのが原因だったと思います。
慶應の過去問の方でも解けない問題がいっぱいあって受かるかどうか心配になってました。しかし、回数をこなして慣れてきたため、結果だけを見れば順調に解けるようになっていました。
慶應と併願で早稲田の文学部と文化構想学部も受けようと思い、そっちの過去問も解いていたのですが、早稲田はあんまり解けませんでした。(早稲田文学部の古文が苦手…)
そしてそのまま2月の入試当日を迎えたのです。
2月︰立命館、明治、慶應に合格
受けた大学は全部で5つ。
立命館の文、明治の文、慶應の文、早稲田の文・文構。
正直いってもうこの頃には、ここまで来たんならやり通すしかないと思ってました。将来の不安云々はやることやってから向き合おうと腹をくくったのです。
最終的には早稲田以外は全部合格しました。
第一志望だった慶應に合格することができたのです。
合格発表の日、「合格」という文字を見たときは久しぶりに感情が爆発して泣きながらガッツポーズをしてました笑
まとめ:宅浪は辛かった。でも、学びはとても多かった。
最終的に慶應に合格し、無事奨学金ももらうことができました。そして現在、慶應に通うことができています。
しかし、やはり宅浪は辛かった……
孤独感と不安感という敵がとても強かったのです。
おそらく宅浪でなく、普通の浪人生でもメンタルがブレることは往々にしてあると思います。
とりあえず自己紹介と宅浪経験記はこれで終わりますが、これからもっと具体的な情報をあげていくつもりです。
私が宅浪経験中に学んだことを発信していきます。
冒頭でも紹介しましたが、
慶應に受かった具体的な勉強法はこちらのマガジンから読んでみてください!
ぜひ今後もよろしくお願いします!
またお会いしましょう✨