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299.見えないものの中に「希望」があるんだよ!

1.  もし、時計がなかったら

 

「時」って思った瞬間から「過去」になってしまう。

フランスの哲学者 : アンリ・ベルクソン

©NPО japan copyright association Hiroaki

 

見えないものといえば「時間」なども見えませんね。
まあ、時計があるから時間がわかりますが、
その時計がないとまるでわからなくなってしまう。

 

時間って、
何かをしていても、
していなくとも簡単に過ぎてしまう。

時間って、「ときのあいだ」と書いてある通り、
2つの時間に分ける事ができる。

それを時間と記憶の間と呼ぶ人もいるように、
過去や経験として、「空間化された時間=過去」と、
今現在の一歩先「純粋な本質の時間=未来」の2つに分ける事ができる。

この時間があるために「過去」と「未来」が明確となり、
時間の流れを感じ、私たちの基本的な概念となっている気がする。

 

でも、「過去」も「未来」も見える訳ではないけれど、
見えるとしたら過去の経験や体験を記憶しているため、
「過去」の場合の方が見えるといえるかもね。

当然、「未来」は訪れていないので見えない。
このように、「目に見えないもの」を背後で操る正体は、
この「時間」が関係しているのかもしれない。

 

私たち人間は、この時間という「見えないもの」を見るために、
時計を造りだした。
結果、「見えないもの」と「見えるもの」がひとつの集合体となった。それは、時間を意識することによって、時間がわかるようになったということなんだろうね。

 

でもね、もしこの世から時計がなくなったらどうなるのでしょうね。
見えないものを感じることは、さらに難しくなるかもしれない。

このように、「見えないもの」は意識しないと気づかない、わからない、見えない、ということがわかる。

 

「時計」は人間が勝手に考えた時間軸であり、
その時間軸のおかげで時を感じて見えるようになった、発明だね。

©NPО japan copyright association Hiroaki


4.  見えないものの中の「希望」

 
私たちの日常では、圧倒的な情報量と、
様々な画面(景色を含めて)が自然に目に入る。数にすれば一日数億、数十億の情報を目にしていくんだ。(わからない場合もありますが)

 

そのため、私たちは目の見えるものだけを信じ、頼り生活をする。
でも、その目に見えるものは私たちの心の反射であって、
本当の姿を認識しにくくしてしている。

その理由は、自分だけの好みであったり、
自分だけの都合であったり、
そのために、私たちの心を惑わす働きをしてしまうんだ。
目に見えるものだけを追いかけると、
目に見えるものに失望した場合、
希望を失う恐れがあるのだとcoucouさんはそう思っている。

人は誰でも、目に見えるときは安心するが、
見えなくなると不安に陥ってしまいますね。

 

宗教や信仰などは、目に見えないものに目を注ぐ働きをするため、何かしらの希望を持つことができるようだが、それでも駄目な場合は信仰心が足りないからだといわれてしまう。
そのような宗教や信仰はそこに依存しているだけのものだから、その依存が外れてしまえば、偽薬に深い絶望感に陥る可能性があるかもしれませんね。

 

目が見えるということはとても素晴らしいことだが、
現実にはその素晴らしさよりも、世の中が見えすぎてしまうのかもね?
見えすぎているための不幸な人もたくさんいますね。

道を歩く、車に乗る、好きな洋服を買う、美味しいものを食べる、お金が貯まると嬉しい、映画やテレビを見る、スマホを楽しむ、ネットやツィッター、インスタグラム、ケームで遊ぶ、メールやラインで多くの人とつながる。これらのすべては目が見えている、当たり前の感覚でしかありませんね。

このように、実際に見えるものと付き合う方が楽しく、
見えないものとつきあうのは難しいと考えてしまうんだ。

 

でも、東日本大震災のように見えるものすべてを信じ、567という恐怖心は、より見えないものなのに信じるようになったりする。
567のおかげで見えないものを信じるようになったのかもね。

 

このように、本来は「見えないもの」「見えるもの」は同一の集合体なのだけど、見えるものばかりを追いかけ、信じすぎると何も見えなくなるのさ。

東日本大震災は、家族や財産のすべてを失った人々の最期に残された希望は「見えるもの」ではなく「見えないもの」だった。それは宗教でも信仰でもなかった。

 

 それは、見えないものの中のひとつ「希望」だったのさ。

©NPО japan copyright association Hiroaki


©NPО japan copyright association

coucouさんです。みなさん、ごきげんよう!

coucouさんはね、
時計を忘れると心のバランスを失ってしまうんだ。
スマホで時間がわかるはずなのに、
親父はやはり、腕時計がいい。

もちろん、事務所には大きな時計、
机の上には小さな時計、
パソコンにも時間が表示されているにも関わらず、
さらに車にも、布団の枕元とすべての部屋が時計だらけ。
トイレやふろ場にもある。

みんなもそうかしら、
わからないけれどcoucouさんのいる場所のほとんどに時計がある。

これって、異常?

時計があると時間に追われてしまうという人もいる、
だからあまり時間を意識しないんだ、という人もいる。

coucouさんの場合は意識しすぎ?

でもね、coucouさんは時間に追われてはいないよ!
時間をいつも意識しながら追いかけるようにしているんだ。
たまに追われて、追いつかれるときもあるけれど、いつも追いかけるようにしている。

どうしてって、あんまり時間、時間に振り回されないようにするんだ!
でも、それって、結果振り回されていることになるんじゃあないの?

そうだね、それも、一理ある。

でも、coucouさんは小さな無駄な抵抗をしているんだ。
それはね、この人間が発明し勝手に造られた、この時間軸にささやかだけど逆らって生きている。

1時間は60分。

そんなのに振り回されてたまるかという無駄な努力を惜しまないんだ。

それはね、時計の一部はすべて30分先、60分先に合わせているんだ。
何でも早め早めにすることによって、時間を追いかけてやるのさ。

そんなこと無駄じゃあないの?

はい、確かにその通り。
でもね、それを楽しんでいるんだよ!

例えば、このnote記事。
時間を計算しなければ何時間でも、
何日もかかってしまう。
だから、一日一時間と勝手に決める。
多分、2~3時間かかりそうだけれど、1時間と決める。
最初の30分は荒ぽく、思うままに打ち込む。
残りの30分で確認作業と仕上げにかかる。
そして、自分の時間通りだと勝利宣言する。

ああ、時間を得した。

そんな他愛のないことだけれど、楽しむcoucouさんでした。


みんな、時間を追いかけてみよう!


ここまで読んでくれて、ありがとう!

感謝、感謝の毎日です。

では、また明日!



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