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257.どうせ、わたしは嫌われているのだからね!
1.あんたはすでに嫌われているんだよ!
coucouさんは「愛されたいという病」に人生の大半を冒されてきた。
それは、どうしても人に嫌われたくない、好かれたい、愛されたいという病だった。
「愛されたい」というのは「嫌われたくない」と同じ言葉のように感じる。
本屋に行ったら「嫌われる勇気」という本が置かれていた。coucouさんにしてみればこの言葉に驚いた。それは、嫌われるためには「勇気」がいるのだということを。
だが、「嫌われている勇気」も必要に感じていた。
coucouさんは凄いベストセラーの本だというので立ち読みした。
アドラーは「全ての悩みの原因は対人関係である」という。そしてその悩みの解決方法が『嫌われる勇気』だという。「世界がどうあるかではなく、あなたがどうであるか」と。
そして、主に3点について書かれていた。
人は変われること
自分のことが嫌いな理由
対人関係の悩みへの対処法
でもね、coucouさんは読むのを途中で止めた…。
それは、「嫌われる勇気」よりも、「嫌われている勇気」も必要に思えたからだ。
確かに、素晴らしい本だけど、coucouさんほどの「嫌われてる達人」にしてみると、そのようなマネができないほどひねくれているからだ(異常)。
coucouさんは、
人は変われないこと
理由なんてなくても自分のことが嫌い
対人関係の悩みなど当たり前。
対処法なんてない、あてはまらない…。
coucouさんほど「愛されたい」と願い「好かれたい」と思い続けて人生の大半を過ぎたものにはアドラーがむずかしい。
どうしてって?
嫌われているか、どうか?を考える前に、もうすでに嫌われているからだ。
私の友人があるとき「coucouさんて本当に嫌われているんだね…」といわれた。coucouさんはその言葉で驚いた…。
その訳は、coucouさんが尊敬していて、大好きな人がいろんなところで悪口を言っていたことだった。
coucouさんはその晩、眠れなかった…。
人間って、自分が相手を信じると、相手も信じてくれていると錯覚する。自分がその相手を好きだと思うと、相手も好いてくれていると勘違いする。相手を100愛していれば、相手も自分を100愛してくれていると思い込む。
その友人は、悪い奴でcoucouさんは聞きたくない、嫌っているという人たちの話をcoucouさんに、とくとくと教え続けた。その人たちに対して特に悪意もないし、信頼も尊敬もしている人たちばかり。
あまり聞くと人間不信に陥ってしまうので耳を塞いだ。
でもね、もしこれが本当の話だったら(その友人は嘘はいわないと信じている)、どうして、みんな直接coucouさんに注意したり、批判しないのだろう…。
それが「人間関係」「対人関係」なのだろうか?
ただ、coucouさんの人付き合いは多すぎるため自分でも気づかないうちに相手を傷つけているのかもしれない…。
でも、coucouさんは相手のいないところでの悪口や批判など嫌いなこと。
このときから、coucouさんは「愛されたい」「好かれたい」という努力や勇気を捨てることにした。
そう、「嫌われている勇気」を持とうとした。
coucouさんはアドラーにはなれない…。
どうせ、わたしは嫌われているのだからね!
(ひねくれものめ!)
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2.無理して付き合わない!
coucouさんは幼い時から寂しさを紛らわすために生きてきた方法は「無理をする」ことだった…。
確かに「無理をしない生き方」よりも「無理をする生き方」の方が自分を成長させることもあると思うが、かなりの無理を続けた人づきあいだった。
しかし、無理して付き合ってきた友人たちはやがて離れて行き、無理しない付き合いの友人たちはわずかながら残った。
私が無理をし続けた理由は、無理しなければ友人ができないと感じていたからだ。無理して相手の考え方や都合に合わせ、少しでも気に入ってもらいたかったから。
しかし、実際には多くの人が離れて行った。
その理由は、自分も相手も楽しくなかったからだった。反面、無理して付き合わなかった友人たちとの間には信頼が生まれ、良い関係が残った。
もし、付き合い方を無理しているのか、無理していないのかわからない場合は、その人といて「楽しいか?」「正直でいられるか?」「心が落ちつくか?」「安心していられるか?」で判断できる気がする。
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3.自分に嘘をつかない!
自分に嘘をついたことがない、という人を、coucouさんは信用することができない。
嘘をついているのだけれど、嘘だと認めていない人も多くいるよね。
coucouさんはたくさんの嘘をついてきた、嘘の名人だからよくわかります。
嘘は「思い込み」に似ていて、良い場合もあるが、大半は悪い結果となってしまう。それは、相手に嘘をつき、どんなに騙せたとしても、自分には嘘をつきとおすことはできないから。
人間には自分に嘘をつけないという自然な心のメカニズムがある。
嘘をつけば、嘘がバレないかと不安になる。
嘘に絶対的な自信があったとしても、一度嘘をつくと、嘘は連鎖して2つ、3つと増え続ける。
やがては数十、数百の嘘が積み重なり、さらに不安定に落ち入るもの。そんな習性がある。
他人から見たら何でもないことでも、些細なことにビクビク、オドオドして、犯罪者の心理のように恐怖心の塊になる。
反面、嘘がなければ心配や恐怖心もなく、何に対しても怖がる心配がないから、心は常に安定していられますね。これは、「無理して付き合う」人間関係と同じ。無理すること自体、自分に嘘をついているわけですからね。
嘘って恐ろしいもの。
その嘘のために精神が壊れてしまったり、ノイローゼになったり、その嘘のために自殺する人までいる。だから、「無理をしない」「正直に生きる」ことで人生が一変してしまうのだね。
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4.相手に敬意を持つ。
「人を大切にする」=「自分を大切にする」といいますが、人と自分の何を大切にすれば良いのでしょう。
その答えは、やはり、〈相手に敬意〉を持つことだ。
相手とは、小さな子どもからお年寄りまで老若男女、自分に拘わるすべての人たちのこと。
小さな子どもだからといって馬鹿にしてなりませんね。
経験がないからといって教えてやろうなどと思っていけません。
お年寄りや障害があるからといって、自分勝手な同情もいらない。
目の前にいるすべての人を敬い、その人たちの人格を尊重して認めることだから。すると、〈自分に敬意〉を持てるようになる。それが人と自分を大切にする方法だと思う。
でもね、相手が自分に敬意を払わない場合は、相手に敬意を持つ必要はない。あなたを大切にしない人なのだから、大切に思う必要はない。
でもね、こんな場合もある。
自分が相手に敬意を払わないから相手も敬意を払ってくれない、という場合。それは、お互いの相性の悪さや好き嫌いがある場合がある。
問題は、嫌いな相手であっても敬意を払い、それでも自分に対して敬意を払わない人であるならばお付き合いをやめればいいんだ。
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coucouです。みなさん、ごきげんよう!
人の裏で悪口言う人は大嫌い!
coucouさんは決して言わないよ!
どうしても言いたくなったら直接行ってやるのさ!
どうせ嫌われているのだからね。
でも、どうして人は人の悪口や批判を裏でするのだろう!
coucouさんは人前で言わないから、coucouさんの前ではみんな言わないようにしているのがわかる。
悪口や批判は悪いことではない、必要なことだと思っている。でも、あまりにも相手を傷つけるような内容や、何かに陥れるようにしたり、利用したりするのはおかしい。
どうせ言うのなら、笑いながら楽しくいえばいい。
もっと、明るく話せばいい。
そのほうが楽しいはずだよ!
でもね、最近特に思う。
悪口も人気、悪評も人気、相手が意識している、ってことだよね。
もしかすると、悪口を言っているみんなは、coucouさんのことが好きなのかも。(勝手な妄想、自分の都合です)
そう、考えると楽しくなる。
だってね、嫌いな人の悪口なんてつまらないものだし、相手にもならないし、やがて消え去るものだからね。
coucouさんの友人は会うたびに、あの人はこう言っていた、ああ言った。酷いこと言ってた…、と相変わらず余計な親切の報告を繰り返すが、最近は笑いながら嬉しそうにして楽しく聞くようにしている。
だって、みんなcoucouさんを好きだから悪口をいうのだから…。
さて、これも「人生を楽しく生きる方法」だね。
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ここまで、読んでくれて、
感謝します。
ねえ、みんな~
楽しく生きようね~
良き一日を!
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