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451.僕たちは、みんなで、まだ見ぬ未来を歩いている~

(12)人生を好転させる方法
how to turn your life around⑫

1. 僕たちは、みんな、まだ見ぬ未来を歩いている~
 

世の中はどんなに進化しても、ネットがさらに発達したとしても、人間関係なしで人は生きてはいけないよね。
たとえ、人と拘りたくないと思っていても何かしら拘わらねば仕事や生活ができないのだもの。

いずれの未来はAIがすべてをコントロールし、人間関係など失われるかもしれないけれど、まだまだ、遠い、未来の話。当分は必要不可欠なもの。
 
そう、たとえ嫌だと叫んでも切っても切れない人間関係が存在し続けるんだよ。

一昨日は、coucouさんの主催する会だった。9月で第297回目、もうすぐ毎月1回第3土曜日に開催し続けて300回記念となる。(25周年だ、長い~)
参加者は最年少32歳。最年長91歳、以前は中学生、高校生、大学生もいたけれど、25年もたてば、もうみんな逞しい大人たち。

91歳の長老は、70歳の頃から毎回休みなし。この人はね、coucouさんのもう一人のお父さん。coucouさんの父の最後の友人だ。もう、この会にいるだけで誰もお父さんの人生には敵わないんだ。
だって、言葉が重い~

先日のお父さんのお話はね、「90歳になってから何かが違う、だってね、初めての経験だからわからない。でも、幸せに生きているんだ」という。

この言葉でcoucouさんは思わずシンクロ~
その言葉は94歳になったcoucouさんの父が生前口にしていた言葉だったからなんだ。

そうなんだ、歳を重ねるたびに新しい世界に出向く、その世界は経験したことのないまだ見ぬ未来にいるということなんだ。考えてみると、とても凄い言葉だと思った。
私たちだって、自然に歳を取る、そう、歳を取るたびにまだ見ぬ未来にいて、その未来を歩いているんだね。ならば、毎日がまだ見ぬ未来を歩いていることになる。

そう考えると、少しばかり嬉しくなった。

©NPО japan copyright association Hiroaki


2.人ってね、みんな臆病者なんだよ!

この会に来ていた最年少の青年がいた。
彼は、とても繊細な青年。
彼もこのcoucouさんの会を楽しみに参加してくれるメンバーの一人。

ただ…。
彼は、もう人と接するのが嫌になった、という。
要は、一切かかわらないで生活したいという。

でも、そんなことは現実には不可能だよね。
ただ、彼の仕事柄、生活の基盤はネットの世界だけで生きている。

もちろん、生活費はそこで稼いでいるので人と係らないで生きようと思えば生きれる。
その彼が最近はやりのフードデリバリーのウイバーイーッを始めた。
その理由は、SOHO(Small Office/Home Office)ビジネスのため、活動はすべて在宅ワークとなっているため、運動不足のため自転車を購入して走りまくる。身体を動かすことによってストレス発散しているのだという。

で、「それでも、お客さまと嫌でも拘わらないと駄目だよね~」と聞くと、体面はないらしい。おそらく567のために不要不急の外出はまだ続いているようで、食べ物であっても玄関先に置いていくのだという。

この話を聞いていて、彼が一切の人と拘らないで行きたいんだ、と願わなくとも、もうすでにスマホのアプリだけで仕事を受けて、対面なしで届ける宅配ビジネスになっていることがわかる。

これってね、人間関係のない、機械的なブラックビジネスの到来に思えるcoucouさん。

人間の本質「人は誰もが臆病」だということと、一切の人間関係は不必要、無駄だという考え方の繁栄のような気がする。
街を歩いていると背中にランドセルより大きなボックスを背負い自転車で走り続ける姿を多く見かけるようになった。
コンビニやスーパーも無人、ビデオ屋や本屋も自分レジ。人間は見張りと監視カメラのみ。人件費ってこうやって削られてAIの世界になるんだろうね。

するとね、もっと、もっと人間関係が箕臼になる気がする。

ああ~おそろしや~


©NPО japan copyright association Hiroaki

でもね、私たちって、人間関係を恐れてしまうのは何が原因なの?
 
人前で堂々と話をし、恥ずかしげもなく意気揚揚としている人たちもいるよね、でも、心の中は実際は「何かしらに怯え」「何かしらを恐れ」ているんだ。
私たちはね、互いに自分だけが恐れていて、自分だけが人間関係が苦手だと思い込んでいるような気もする。
 
逆に人間関係が好きだとか、得意だという人がいたらそれこそが嘘だといえるかもしれないけどね。
なぜって、人はね、誰もが人を恐れて生きているからなんだよ。
 
じゃあ、どうして恐れているの、というと「相手が何を思い、何を考えているのかが分からない」から恐れてしまうんだよね。
 
もしかすると、自分のことを悪く思っているのかもしれない。
もしかすると私のことを嫌っているのかもしれない、というように考え込んでしまうからなんだ。
 
だからね、人って、誰もがみな臆病者となるのです。
 
臆病って、言葉は別に悪い言葉ではないんだよ。
注意する、用心するということだけなら良いのだけれど、「無用な臆病」のこと。
 
つまりね、勝手な自分の思い込みによって臆病となることに問題がある気がする。
 
するとね、相手の顔色を見て判断し、びくびく、おどおどして、いつも相手の顔色を気にするようになっちゃうんだ。
 
人間関係の一番のマイナス点はね、「人を恐れてしまう」ことなのさ。
別に相手はあなたに何も危害を与え、傷つける訳ではないのに恐れてしまう、怯えてしまう。


すると、ますます相手の実体がわからなくなるんだよ。
 
人間関係って、もっと自由で良いかもしれません。
自分で窮屈にさせる必要もないからです。
 
でも、そう感じてしまう、
そう思い込んでしまう原因もあるような気がする。

そう、人間関係なんて、壊れてもいい~
どうせ、壊れているのだから。

そう、嫌われていい、
どうせ、嫌われているのだから。

そう「嫌われる勇気」ではなくて、
「嫌われる覚悟」と「嫌ってやる勇気」が必要な時代なんだよ。

そうなれば、とても楽な生き方になる気がするcoucouさんの体験的持論なんだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki


 2. 余計な口出しは無用


前回でも、話し続けているけれど、伝わらない、わからない人たちにはね、一切の「余計なお世話」「おせっかい」なんてやめればいいのだけれど、coucouさんもおんなじ、どうしても見ていられない場合もたくさんある。
だけど、文句を言われたり、恨まれてまでする必要はないよね。

それって、ただのお節介になってしまうんだもの。

でも、人ってみんな不思議~
私たちはどうしても相手を心配し、見ていられなくなる性分があるね。
世話好き、面倒見というようについつい口出しをしたくなってしまう。

(最近のcoucouさんは我慢を重ねている。良かれと思ってしたことが悪く見られる場合が多すぎるからね~でもストレスが溜まるので、その場から去るようにしている)
 
別に口出しすること自体は悪いことではないよね、悪意でない限り。だって、好意から出ている場合だってたくさんあるもの。
悪いことでない理由って、「相手を思わんばかり」という場合も多いからね。
 
でも、問題はね「相手がその口出し(助言)を望んでいるか、望んでいないか」にあって、望んでいないのにかかわらず、口出しをしてしまう場合も多く、求められていないものに口出すという問題がある。
 
また、相手のことよりも、我慢できないためどうしても口出しをしてしまう人がいるけれど、その場合相手の顔をよく見ていれば気づくはずなんだけれど、どうしても、言いたいのか、我慢できないせいか相手の精神状態がわからないと、それは押しつけとなる場合がある。

ほとんどの口出しの押しつけって、注意すれば相手が嫌な顔をしていることがわかるはずなんだけれど、相手の顔が見えなくなるのが特徴かもしれないね。
 
だけど、実際には、なかなか相手の表情までわからない場合も多く、そんなことよりも、まずは「見守る」という考え方を優先してあげるのが良いかもしれないね。

実際には相手を思わんばかりに心配しているため、ただ見守るというのも難しいかもしれないけど、そこは我慢、静かに見守ることも必要かもしれない気がする。
 
 coucouさんは生活でも仕事でも、我慢の訓練、修行を続けているんだ。
とっても、苦しいけれどね…。

©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
ここまで読んでくれて、とっても~
うれしき~

いつも、いつも、ありがとう~

Smile Judy Garland (Charles Chaplin Modern Times 1936)

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