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途中で味変したキンパ ニューヨーク,アメリカ
物価高すぎるし、コンビニはほとんどないし、スーパーにおにぎりは売ってない。
アメリカに滞在して数日経った頃には、米国流の食事がしんどくなった。
何かアジアっぽいものを食べたいということで韓国料理屋に駆け込む。
お店に入ると韓国人っぽい店員が英語で挨拶をしてくる。私たちが日本人であることを話すと、なんと彼も少し日本語を話せるのだそう。
学生時代に日本語を勉強していたらしく、日本もよく旅行で行っていたそうだ。そこで、私は韓国のチェジュ島に留学していて韓国語を勉強していましたって韓国語で言ったら、なぜか苦笑いをされた。
若干の違和感を感じながらもキンパを頼んだ。普通に美味しくて韓国に留学していたときと味は変わらないように感じた。
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しばらくして彼がサービスと言って、キムチもつけてくれた。辛かったけどこのキムチも普通に美味しく感じた。
ただ、彼と他の店員の会話を聞いてみると、韓国語ではなく中国語で会話しているのだ。
彼が韓国人ではないことを知ってからは、キンパの味が急に変わったように感じた。
韓国人シェフという先入観は韓国料理を美味しくして、韓国人じゃないならという偏見がキンパを味変させた。
同じものでも誰が作るかで変わる。
ちなみにその前日には中国料理屋で中国料理を食べて、スタッフもみんな中国人だった。中国って雰囲気を感じて美味しかった。
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