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『【推しの子 Mother and Children】』感想
先日、約2ヵ月ぶりにnoteを書いたんですが意外とさくさく4,500字も書けて自分でびっくりしました。この勢いで『【推しの子 Mother and Children】』の感想も書きます。
ちなみに先日書いたのは『グリッドマンユニバース』の感想です。二度目を見て追記したので今は6,000字程度になっています。
話を本題に移します。
『【推しの子】』の序盤は本当にネタバレ無しで見てほしいので物語の核心に触れるようなネタバレなしで書きたいと思います。(結構むずい、てか無理かも…)
とりあえず公式HPの情報とYouTubeで公開されているPVの情報ベースで書いていこうと思います。
あらすじ
STORY
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」
地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。
ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。
彼女はある禁断の秘密を抱えており…。
そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。
これだけ読むとさすがになんのことだかって感じですね……ここに書いてある通りアイドルのアイ、産婦人科医のゴローの出会いから始まります。
うーん、これだけだと言えることが少なすぎる…
本予告1
あらすじに書いてあった「彼女はある禁断の秘密」とは妊娠です。
そして双子です。ちょっと言えることが増えた。
本予告2
本予告2では成長してた双子が高校生となってそれぞれが母親のように芸能活動に挑戦する姿が描かれています。
アニメ全体の予告とあらすじはこんな感じです。
劇場公開された1話の90分SPは原作1巻の内容になります。
Kindle版が2023/5/8 23:59まで無料になってるのでおすすめです。
アニメ見て読むも良し、漫画読んでアニメ見るも良しです。
感想
劇場で公開された『【推しの子 Mother and Children】』はTVアニメ『【推しの子】』を1話(90分拡大版)を劇場でかけている感じです。前述の通りこれが原作1巻の内容になります。
1話が90分なのも異例ですが深夜アニメの先行上映をこのような形で実施するのもかなり異例な感じです。最近は『鬼滅の刃』も先行上映をやってますが正直これも普通のことではないです。大体はイベント上映で数館で1~3話の先行上映って形が多いです。
ここからは核心的なネタバレに触れない程度に感想を書きます。
まずは映像が凄く良かったです。動画工房の劇場作品は見たことなかったのでちょっと心配してましたが全く問題なく、普通に劇場版クオリティでした。2話以降はTV放送になるので少しはクオリティが落ちると思いますが1話に限って言えばかなりクオリティの高い作画と演出でした。
劇場公開して正解だったと思う。
楽曲
アイドルアニメということで気になるのは曲です。アイが所属しているB小町の楽曲は1話で3曲ありました。
1曲は歌番組とミニライブで歌われるオーイシマサヨシ作詞作曲、やしきん編曲で普通にいいアイドルソングでした。おそらく配信後結構話題になると思う。
あとは設楽哲也の曲でした。設楽さんはももクロの編曲など数多くのアイドル楽曲を手掛けてると言うことでこちらも期待大です。歌唱というかBGMに使用された感じだったのでショートバージョンだったと思う。もう一曲も同じ感じで使われてましたがクレジットは忘れました…どちらもアイverとの表記だったのでB小町verとアイverの2バージョンは出ると予想されます。
1クールだとしてもミニアルバムくらいは出せるボリュームになるかと思う。
すみません2回見ましたがあと一人は覚えれませんでした…
1話のEDではOP主題歌のYOASOBIのアイドルが使用されていました。女王蜂のメフィストは2話以降になると思います。
映画版のEDロールだったので尺的にはフル尺だったと思います。
放送尺について
90分拡大だった意義についてですが本作に限って言えば90分が大正解だったと思います。実際は84分なので90分枠で放送すると残り6分でCMが入るか入らないかみたいな放送になると思います。TV版ではEDを短くするなどの手を打つ可能性も無きにしも非ずですがクレジットを流すためにそこは変更なしだと思ってる。
舞台挨拶でゴロー役の伊東さんがCMを削るの大変だったと思いますと熱弁していたので84分しっかりと流すのかなと思います。
EDがほぼフル尺だったので大体4分くらいあったと思います。正味80分程度です。90分尺なので3本分と言われてますがTVアニメのOP/ED/CMをカットした長さは約20分なのでTVアニメ約4話分に相当します。
2巻からが本予告2の子供たちが高校生になってからの話になるため1巻はプロローグ的な感じです。正直ここで放送期間を1ヵ月を要するのは結構ダレる感じがするので初回のSP放送は本当に意義がある。通常の放送で1話を放送すると多分アイが子供産んで終わりみたいな1話になるかと……(劇場で時間を計ってないのでわかりませんが)
3話切り、1話切り、ティザー切りと飽和するほどアニメが放送される現在、アニメを切るタイミングが早くなっているので早い段階で勝負するのは良いことだと思う。
キャラクターデザインなど
ティザーやキービジュアルで切られないためには魅力的なキャラクターを描く必要があります。本作のキャラクターデザインは平山寛菜さん、『彼女、お借りします』でキャラクターデザインを担当して以降大活躍中の若手アニメーターです。(年齢知らないですが…)、Wikipediaを見る限り2017年以降から活躍されてるようです。
2016年のPorter Robinson & Madeon - Shelterにも参加されているようなので確認出来る限りではこれが一番古い仕事かと思う。
とりあえずアイが滅茶苦茶可愛いし、最期まで綺麗だった。
YouTubeではドローイングビデオも複数アップされているのでそちらも見てほしい。
あとその他キャラ以外のデザインですが、子供たちの誕生と高校時代を描くため作中で15年ほどの時間が経過します。15年前のシーンではブラウン管テレビやガラケーなど時代にあった小道具が登場していたのは漫画版から上手くアップデート出来ていて良かったです。
漫画ではちょっと回想される19年前からスマホ、病室のTVは液晶TVだったため少し違和感がありました。
明確に西暦何年とは言われてない気がしますが令和の○○みたいな言葉が出るので現代パートを2020年代ととらえたほうが良いかと思う。過去のシーンにTwitterが出てくるのは結構ぎりぎりの年代設定かな…
まとめ
ネタバレなしで語ることは結構不可能だと思っていたがやはり不可能だった感があるな……とりあえず曲、キャラデザ、あらすじ何か一つでも琴線に触れるものがある人はとりあえず1話を見てほしい。
春アニメの視聴予定もそろそろアップします。ほぼ書ききったのに下書きが消えて泣きそうです…
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