イライラの原因はこれかも!小さなことを大きく見てしまう思考の失くし方(結論:広く物事を見よう)
みなさん、このご時世イライラしている人が多いように感じませんか?
小さなことにメディアや個人が全力を注ぎ、つぶしに行くような恐ろしい世の中になっているのも、
そのせいでしょう。
実際自分がその中の1人だとしてもおかしくないでしょう。
もしかすると、自分がその中の人だと気づいてないだけかもしれません。
けれど、安心してください!
これを読めば、イライラも減り、ある物事に対しての自分の感情の揺れも最小限に抑えられるようになります。
ぜひ、その思考についてまとめたのでどうぞ。
特定の要素だけで幸福度は上がらない
簡単な例を出します。
あなたは、北海道に住んでいる。季節は冬。雪が路上に残っている。
車についた氷を削ぎ落とすと風で顔に吹き付ける。
悴んだ手は針が刺さっているかのように痛む。
さて、ここで質問!
もしあなたが、太陽がさんさんと降り注ぎ、温度が26度のハワイに住んでいたら、あなたの幸福度はどれくらいアップしますか?
点数で10から0で考えてみてください。
きっと6から4の間で点数をつけた事でしょう。
じゃあまた、例を出します。上の例の続きです。
あなたは、仕事に向かっている。渋滞に巻き込まれて、30分遅れで職場に着く。職場で待ち構えるのは大量のメールと、上司のごたごただ。
仕事が終われば、家に帰り、好物を料理して、のんびりし、スリルたっぷりの映画を観て眠りにつく。
これがもし、瀬戸内だったらどうでしょう。たとえ瀬戸内でも、渋滞するし、メールもゴタゴタもありますよね。そして上記のように夜を過ごして眠りにつくでしょう。
ではここで質問!
もし、あなたが瀬戸内に住んでいたら幸福度はどれくらいアップしますか?
きっと、今度は2から0の間なんじゃないでしょうか。
ここからわかるのは、私たちの人生に於いて「気候」はとても重要というわけではないという事です。
もっといえば、
人生に於いてある一つの事象の変化はあなたが思うよりも人生に影響を与えないという事です。
これは「フォーカシング・イリュージョン」と呼ばれている心理現象が起こす作用です。
ちなみに、細かくいうと
「特定のことについて集中して考えていると、それが人生の重要な要素のように思えても、実際にはあなたが思うほど重要なことでもなんでもない」
という錯覚です。
なので、私たちは
特定の要素だけに意識を集中させないようにすることで、目の前のことを冷静に判断できるようになるのです。
フォーカシング・イリュージョンの影響を受けないためにすべきこと
最初に答えを言ってしまうと、
「比較しようとする二つのものを、それぞれ大きなまとまりとして認識する」
ということが大切です。
つまり、十分な距離をおいて比べてみるということ
例文を出すと、
暑い夏の夜に、ビールを飲もうと冷蔵庫を開けると一本もない。
がっかりするけれど、そのダメージを最小限にするために、私たちはビールから意識を逸らすことができる。
アイスを食べたり、テレビを見たり、シャワーを浴びたり。
だから、ビールがないという事実だけでその夜が台無しにされることはない。
これはビールを飲むことが、暑い夏の夜にやりたいことの一つであって全てではないという見方をした例です。
このように、この行動がその日の全てみたいに考えず、他の要素も加味することが大事なのです。
旅でもそうである、実際にあった話で、
たホテルから見えるはずの富士山が見えなくて、フロントで嘆く人がいたそうだ。
しかし、富士山がよく見えるかよりも、ぐっすり眠れるかの方が大事だし、見えなくて旅が台無しになるはずなんてないのです。
それなのに、その人は嘆いてしまった。
その人の「フォーカシング・イリュージョン」は、アリのように小さなことでも象のように大きくしてしまっていたのです。
こうならないためにも、みなさんには
自分の人生を、出来るだけ距離を置いて見てほしい
そして、重要に思えるものが全体図にどれほど影響を与えているか確認してほしい。
もし、影響がないなら気にしないようにできるはずです。
きっとつまらないものだったりします。
そんなつまらないことに意識を集中させていては、人生を浪費してしまうだけなのです。
広角レンズで世界を見よう
いかがでしたか。
イライラすることだって案外長いスパンで見たら大したことのないことだったりします。
ぜひ、広角レンズを使って自分の人生を見てみてください。
狭い視野でイライラしていた頃とはおさらばです!
ここまでご覧いただきありがとうございます!
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