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人生の知恵袋 周りの大切な人を満足させて…


この前までやっていたドラマ「コントが始まる」を観ている中で良いやりとりがあったので書き残しておこうと思います。


このドラマは高校の同級生で結成されたお笑い芸人のマクベスというトリオの話


結成からなかなか売れずに10年経ちマクベスは引退を決意します


メンバーはそれぞれ違う道に行く中、菅田将暉演じる主人公ハルトはこの後、何をして良いか、何をきっかけに前に進んでいったらいいか途方に暮れているなかで毎熊克哉演じる兄トシハルと喫茶店で話をするシーンです。


ハルトの兄トシハルは学生の時から勉強も運動も超優秀。

一流企業に就職して、結婚し、子供も出来て順風満帆かと思われた中、マルチ商法にはまってしまう。

性格の真面目さからかマルチの商品を熱心に家族や友人、職場の人まで勧めてしまい、会社はクビになり、周りの知り合いは皆いなくなってしまう。
そして、実家に引きこもってしまうのである。

兄弟二人のやりとりのシーン



トシハル「マルチにはまってさ、友達全部失っただろ?
仕事もクビになって、実家に引きこもってる時に最初に連絡してくれた友達がいるんだよ。
就職先はそいつの親父の会社。

その友達が垂らしてくれた糸を一生懸命のぼることしか今は考えてない。

少なくとも俺が社会復帰することをそいつは確実に喜んでくれているから。

ハルト「これは失礼な言い方だけどさ、
たったそれだけのことを働く理由にできるもんなの?」

トシハル「俺みたいに昔からチヤホヤされてきた人間が、自分を満足させようとするのは難しいんだよ

こんな仕事じゃカッコ悪いとか、こんな金じゃ満足できないとか一歩も動けなくなる。

だから、周りの大切な人を満足させてみようって切り替えてみた

もしかしたら、周りを満足させる生き方ができた時に初めて本当の意味で自分を満足させられるような気がしてるんだよ。」

ハルト「さすが、長らく引きこもってただけあって理論は完璧だね。」

トシハル「人生休むのもあながち悪いことばっかじゃないぞ」



というシーンです

このトシハルが言っていた

周りを満足させる生き方ができた時に初めて本当の意味で自分を満足させられるような気がしてるんだよ。


というのが深く共感できました

自分の為よりも誰かが喜んで貰うために頑張る

友達のために

恋人のために

家族のために

子供のために

そういうほうが人って力が出るんですよね

一歩踏み出せない時、誰かが喜んでくれるのをイメージしてやってみませんか?

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