人生の知恵袋 思うより思われている
もうすぐ雛祭りですね。
3月3日は桃の節句・ひな祭り。
現代ではすっかり女の子のお祭りとして定着していますが、本来は老若男女問わず、春を喜ぶ日だったそうです。
患者さんのお宅に伺うと花屋さんで買ったという桃の木の枝が花瓶に生けてあり、蕾が大きくなり、数個花が咲いていました。
この方の話になるのですが、この時期になると父がお雛様を飾るのを一緒にやったそうで、
戦後物がない時代に今考えても立派な雛人形があったそうで、木の箱から人形を出し、顔に巻かれた紙を優しくとり、段に飾っていく。
今でもそのことをよく覚えているそうです。
なかなか子宝に恵まれず、念願の子供。
『あなたが生まれた時のお父さんの顔っていったら、もう嬉しそうだったんだから』とご近所の方が教えてくれたそうで、優しいお父さんが大好きという事でした。
「今振り返ってみて
(親が子供のことを)思うより、
(強く親のことを子供に)思われている
だからね。20歳ぐらいまでかなぁ。子供に手を掛けてあげられるのは。
だからたくさん楽しい思い出作ってあげてね。
きっとそれはその子が大人になっても覚えているだろうから。」
そう教えてくれました。
この話を聞いて、私自身家庭を持って、この生活が当たり前になっているなと感じました。
親として子供に何をしてあげられるだろうかと思うと、この話を伺ったように
『子供と楽しい思い出を作る』ことって凄くいいなと思いました。
なんでもいいと思うんですよね。
公園で水鉄砲で遊んだり
一緒に工作をしたり
一緒に手巻き寿司を作ったり
そういう日常での些細なことを一緒にしてあげるのも子供にとっては思い出に残る、嬉しいことなのではないでしょうか。
あなたは子供に何をしてあげたいですか?
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